フェルスタッペン予選2番手「大事なラップでロックアップし、ポールを逃した」レッドブル/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、予選2番手を獲得した。

 フェルスタッペンは、予選Q3最初のランで1分11秒877をマーク、その前にケビン・マグヌッセン(ハース)が出したタイムを上回ることができず、暫定2番手に。その後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がコースアウトし、セッションが赤旗中断となり、その間に雨が降り出したため、フェルスタッペンはポール争いに再度挑むチャンスがないまま予選2番手となった。フェルスタッペンは土曜スプリントを2番グリッドからスタートする。

マグヌッセン、難コンディションで“運ではなく実力”で初PP「チームが最高のタイミングで送り出してくれた」/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGPの金曜、ハースのケビン・マグヌッセンは、ウエットとドライの不安定なコンディションのなかで行われた予選でポールポジションを獲得した。

 ほどなく雨が降り出すことが予想されたQ3で、ピットレーンで先頭に並び、最初にコースイン。ソフトタイヤで1分11秒674のタイムを出すと、他の誰もそのタイムを更新できないうちに、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がクラッシュしたためにセッションは赤旗中断に。その間に雨が降り出したため、マグヌッセンはトップのポジションを維持し、F1キャリア初のポールポジションを獲得した。ハースF1チームにとっても初のポールに当たる。

角田裕毅、グリップ不足に苦しみ予選Q1敗退「本当に遅かった。何かおかしなことが起きていたが解決できず」/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は予選19番手という結果だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、角田の一日を次のように振り返った。

「ブラジルの天候はいつも驚きをもたらす。今週末も同じだった。今週末はスプリントフォーマットなので、予選の前にすべてのセットアップを完了させなければならなかった。マシンはパルクフェルメ状態になり、変更できなくなるからだ」

赤旗の波乱も味方にマグヌッセンとハースが初ポールを獲得。フェラーリはタイヤ選択ミスが痛手に【予選レポート/F1第21戦】

 2022年F1第21戦ブラジルGPの予選が行われ、ハースのケビン・マグヌッセンがキャリア初のポールポジションを獲得した。今回のポールポジションは、ハースF1チームにとっても初となる。予選2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は19番手だった。

 2時間前に終了したFP1は晴天に恵まれたが、その後急速に天候は悪化。弱い降雨が、何度か訪れた。現地時間午後4時からの予選は、気温19.2度、路面温度26.9度、天候曇りというコンディションで始まった。路面はうっすらと濡れており、各車インターミディエイトタイヤで出て行った。フェラーリ陣営は、「10分後に再び雨」と、ふたりのドライバーに告げている。その予報通りなら、降雨までに勝負が決まることになる。

ケビン・マグヌッセン&ハースが初ポールポジション【順位結果】2022年F1第21戦ブラジルGP予選

 2022年F1第21戦ブラジルGPの予選が行われ、ハースのケビン・マグヌッセンが自身初、そしてチームにとっても初となるポールポジションを獲得した。2番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続き、角田裕毅(アルファタウリ)は19番手で予選を終えている。

フェラーリのサインツ、6基目のICEを投入。決勝レースでの5グリッド降格が決定/F1第21戦

 フェラーリのカルロス・サインツは、2022年F1第21戦ブラジルGPにおいて、今シーズン6基目となるICEを投入した。そのため、日曜日の決勝レースで5グリッド降格ペナルティを受けることになる。

 前戦メキシコGPを5位で終えたサインツ。ブラジルGPでは、FP1開始後にICEの投入が明らかになったが、サインツはそのFP1で30周を走り4番手で終えている。サインツは新しいICEに加え、エキゾーストも8基目を投入したが、エキゾーストは年間8基までの使用が許されており、こちらはペナルティの対象外となる。

F1ブラジルGP FP1:ペレスがトップタイムを記録もフェラーリと僅差。フェルスタッペンは回頭性に悩む

 2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行1回目が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は19番手だった。

 ブラジルGPは、第4戦エミリア・ロマーニャGP、第11戦オーストリアGPに続いて、今季3回目のスプリントが開催される。初日に予選が行われ、それ以降はマシンがパルクフェルメに入るため、セッティングを煮詰めるのはこのFP1の60分のみとなる。

【タイム結果】F1第21戦ブラジルGPフリー走行1回目

 2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行1回目が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は19番手だった。

角田裕毅、首に負担のかかるインテルラゴスで戦う体力は十分「いい週末にできると確信」/F1第21戦プレビュー

 アルファタウリの角田裕毅は、今週末の2022年F1第21戦ブラジルGPに向け、いつも通りに予選Q3進出と入賞を目指し、いい週末にできると確信していると語った。

 前戦メキシコの決勝レースでは13番手からスタートし、順調にポジションを上げていった角田。しかし後方からプッシュしてきたダニエル・リカルド(マクラーレン)との接触によりダメージを負い、リタイアでレースを終えた。

ノリスの体調不良を受け、万一に備えデ・フリースがスタンバイ。マクラーレンでシート合わせ/F1ブラジルGP

 マクラーレンF1チームは、F1第21戦ブラジルGPを前にした木曜、レギュラードライバーのランド・ノリスが体調不良のため、メディア対応などの仕事を行わないことを明らかにした。チームは、ノリスは金曜には走れる状態になると考えているが、念のためメルセデスのリザーブドライバー、ニック・デ・フリースを乗せる準備をしている。