2022年F1第22戦アブダビGPのフリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は13番手だった。
【F1第22戦木曜会見】「当時のベッテルは厄介な存在だった」とハミルトン。ふたりの王者の仲を深めた“ある出来事”を回顧
このレース限りで現役引退を表明しているセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)にとっては、F1ドライバーとして最後のグランプリ週末、そして木曜会見となる。とはいえ本人は、いつも以上にリラックスした雰囲気だった。
Q:いよいよF1ドライバーとして最後の週末を迎えます。今の気分は?
ベッテル:わからない。フェルナンド(・アロンソ)に聞くべきかもね。彼はすでに(現役引退を)経験したんだから!(笑) また(引退して)同じ経験を繰り返すかもしれないし。今の気分は、全然問題ないよ。これだけ長くレースをしていると、木曜日からの週末が完全に日課になってるしね。一方でこれから起きることを、理解するのは難しい。でも何が起こっているかはわかっているし、そのことを喜んでいるよ。
ホンダレーシングサンクスデー2022のイベントプログラムが公開。F1、MotoGPマシンのデモランも決定
11月18日、ホンダは11月27日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎにて開催する、国内外のレースで活躍するホンダの2輪ライダー、4輪ドライバーがコラボレーションするイベント『ホンダレーシングサンクスデー2022』のイベント概要、そして出場ドライバー/ライダーを発表した。
2022年の開催で14回目を数え、ホンダが国内外で挑む2輪、4輪のライダー、ドライバーがカテゴリーの垣根を越えてコラボレーションするファン感謝イベントだ。例年、多くのホンダファンやモータースポーツファンが来場し盛り上がりをみせている。
ガスリー「もう一度トップ10入りして終わりたい」5年を過ごしたアルファタウリでの最後のレースへ/F1第22戦プレビュー
ピエール・ガスリーは、今週末のF1第22戦アブダビGPでアルファタウリでの最後のレースを迎える。5年間を過ごしたチームとの最後のレースに向け、「スクーデリア・アルファタウリでの物語を、最後にもう一度トップ10入りして終わらせたいと思う」と意気込みを語った。
ガスリーはインテルラゴスでのスプリントを10番手、決勝レースを12位で終え、ポイントには届かなかった。レース後にはピットレーンの速度違反で5秒のタイムペナルティを受け、最終的な順位は14位となった。
ペレスも知らない、フェルスタッペンのチームオーダー無視の理由。F1モナコGPでの故意のクラッシュ説は否定
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1ブラジルGP決勝で、チームオーダーに逆らい、チームメイトのセルジオ・ペレスにポジションを返さなかった理由は、「過去に起きたことに関係がある」と述べるのみで、具体的なことを明かそうとしない。一部メディアは、今年のF1モナコGP予選でのペレスのクラッシュが関係していると推測。フェルスタッペンはペレスが故意にクラッシュして自分の予選を邪魔したと考えていて、協力する気になれなかったという説だが、ペレスはそのクラッシュは単なるミスだったと述べている。
「W13は今もドラッグが大きすぎる」メルセデスF1代表、アブダビGPはブラジル以上に難しい戦いになると予想
メルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフは、今週末のアブダビでは、ブラジルGPでのパフォーマンスを再現するよう試されることになると考えている。
メルセデスのW13は間違いなく進歩を遂げており、最近のレースでチームは上昇傾向にある。メルセデスの新世代マシンの進歩は、インテルラゴスでの圧倒的な速さによって立証された。チームはシーズン初優勝を飾り、完璧な走りをしたジョージ・ラッセルがF1での初優勝を手にしたのだ。
レッドブルF1、フェルスタッペンの指示無視について声明「チームがミスを犯した。マックスの説明を受け入れる」
レッドブル・レーシングは、F1ブラジルGP決勝終盤にマックス・フェルスタッペンがチームの指示に従わず、ランキング2位争いをしているチームメイト、セルジオ・ペレスにポジションを返さなかった件について、声明を発表した。レッドブルは、レースの前にフェルスタッペンに対して順位入れ替えについて相談していなかったチームのミスであると説明、フェルスタッペンが指示に従わなかった理由にも納得したという。また、この一件でチームメンバーに対してインターネット上で嫌がらせのコメントが殺到していることについて、チームは強く非難した。
プロスト、シューマッハ、ロズベルグ、そしてベッテル……。トップドライバー引退のタイミングとは?
2022シーズンを持って、セバスチャン・ベッテルがF1から引退を発表した。日本GPでは彼の引退を惜しむ声が多数寄せられていた。かつて、チャンピオンを獲得した事もある伝説のドライバー達の引き際はどんな様子だったのか、元F1メカニック津川哲夫が回想する。
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【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第16回】過去の反省を活かし、創設7年目で掴んだ初ポールは「今までで一番嬉しい」
2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。第21戦ブラジルGPでは、ケビン・マグヌッセンが自身初、そしてチームとしても初めてとなるポールポジションを獲得した。予選Q1から完璧にオペレーションを進め、的確な判断を下して掴んだポールポジションを小松エンジニアも素直に喜んだ。そんなブラジルGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。
F1アブダビFP1でフェルスタッペンの代わりにリアム・ローソンが走行へ。若手テスト規定により多数のルーキーが参加予定
レッドブル・レーシングは2022年最終戦アブダビGPのフリープラクティス1で、リザーブドライバーのリアム・ローソンを走らせることを明らかにした。2022年のF1レギュレーションにおいて、チームはシーズン中、1台につき最低1回、F1レース出場2戦以内のドライバーをフリープラクティスで走らせなければならないと定められており、ローソンは今回、マックス・フェルスタッペンのマシンに乗る。