ハースF1チームが2023年に向けて新たなタイトルスポンサーを獲得か。アルファロメオとの提携のうわさも

 ハースF1チームが、2023年に向けてアメリカ企業との大型スポンサー契約を結ぶ見通しであるとのうわさが持ち上がっている。

 パドックでささやかれているうわさは、あるアメリカの企業が来季からの3年契約を結び、ハースF1チームのタイトルスポンサーに就くのではないかというものだ。

レッドブルF1代表、自身の創設チームに所属していたピアストリをジュニアプログラムに入れなかったことを悔やむ

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーによると、レッドブルはキャリア初期の頃のオスカー・ピアストリをジュニアプログラムに入れる機会を見送っており、現在ホーナーはそのことを悔やんでいるという。

 ルノー・ユーロカップ、FIA F3、FIA F2でタイトルを獲得し、モータースポーツのジュニアシリーズを連覇するという印象強い成績を残したピアストリは、2020年にアルピーヌ(当時のルノー)のドライバーアカデミーに所属していたおかげで、アルピーヌでのF1昇格が決まっていた。しかしマクラーレンからの魅力的なオファーとアルピーヌ側の不透明な契約状況が相まって、21歳のピアストリはアルピーヌのF1シートのオファーを拒否し、マクラーレン加入を決めた。このことにアルピーヌは大いに憤慨した。

【動画】角田裕毅がオランダ車『DAF 66』を紹介。一風変わったクラシックカーに「大好き」連発

 2022F1第15戦オランダGPを前に、ザントフォールト・サーキットでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との『バック走行レース』で火花を散らした角田裕毅(アルファタウリ)。そのレースで使用したオランダ車『DAF 66』を角田が自ら紹介している。

FIAが声明を発表、コルトン・ハータへのF1スーパーライセンス発給を認めず。特例での承認の可能性を否定

 FIAは、インディカードライバー、コルトン・ハータのF1スーパーライセンス問題について声明を発表、レギュレーションにおいて彼はライセンス取得の条件を満たしておらず、FIAが特例として認めてライセンスを発給することはないことを確認した。レッドブルはアルファタウリのピエール・ガスリーの後任としてハータの獲得を望み、FIAに対して条件を免除するよう働きかけていた。

 アルピーヌが2023年ドライバーとしてガスリーを望んでいることから、レッドブルは後任候補としてハータに注目した。しかしF1参戦に必要となるスーパーライセンスの発給条件として、他カテゴリーでの成績に応じて与えられるスーパーライセンスポイントを3年間で40ポイント以上獲得しなければならないものの、ハータは8ポイント不足していた。

「F1における偉大なライバルのひとり」長年に渡り戦ってきたベッテルの引退にアロンソが賛辞

 フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)は、2022年シーズン限りでの引退を発表したセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)について「F1における偉大なライバルのひとり」と語り、彼に賛辞を送った。

 2022年F1第13戦ハンガリーGP直前、ベッテルは2022年末をもってF1から引退することを発表した。2007年にBMWザウバーからF1にデビューしたベッテルは、その後スクーデリア・トロロッソ、レッドブル、フェラーリと渡り歩き、今季アストンマーティンでそのキャリアを閉じることになる。

【F1チーム代表の現場事情:マクラーレン】ピアストリ騒動の最中、あえて沈黙を守り、激しい批判に耐えたブラウンCEO

 大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回は、マクラーレン・レーシングのCEOザク・ブラウンに注目した。

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 アルピーヌとマクラーレンの首脳陣は今年のサマーブレイクにはリフレッシュする時間を取れなかったに違いない。まず、ハンガリーGP終了直後にフェルナンド・アロンソが来年アルピーヌから去ってアストンマーティンに加入するという電撃発表を行った。2023年のドライバーを失ったアルピーヌは、オスカー・ピアストリがチームを離れると彼らに宣言していたにもかかわらず、彼をアロンソの後任として発表した。

ニコラス・ラティフィ、今シーズン限りでウイリアムズF1を離脱へ。後任は今後発表

 9月23日、ウイリアムズ・レーシングは、2022年シーズンをもってカナダ人ドライバーのニコラス・ラティフィがチームを離れると発表した。

 現在27歳のラティフィは2020年の開幕戦オーストリアGPでウイリアムズからF1にデビューし、これまで55戦に出場した。初入賞は昨年のハンガリーGPで、現在までの通算獲得ポイントは7ポイントとなっている。

F1モナコGPが存続のために受け入れた条件。多数の特権を諦め、3年契約を結ぶ

 9月20日、F1モナコGPについて新たな開催契約が結ばれ、2025年までの3年間、継続することが発表された。しかし伝統のこのグランプリをカレンダーに残すために、主催者側はF1が要求する厳しい条件を受け入れなければならなかった。

 プロモーターが支払う料金、サーキット周辺の広告、地元局によるテレビ放映、パドックおよびガレージエリアのセキュリティなどについて、モナコ自動車クラブ(ACM)とF1の間で話し合われた。

【動画】フェルスタッペンと角田裕毅が最高速度120km/hの“バック走行レース”で一騎打ち

 2022年F1第15戦オランダGPが行われる数日前、その舞台となるザントフォールト・サーキットでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と角田裕毅(アルファタウリ)による、ある特別なレースが行われていた。

 レースで使用するのは、オランダの自動車メーカーDAFの66というクルマ。一見何の変哲もないクラシックカーにみえるが、じつはこのDAF 66に今回のレースの秘密がある。

ポルシェの名前が突然上がったF1の噂話。レッドブルとポルシェは本当に提携するつもりだったのか

F1に新しいメーカーの参戦が噂されてから、多くの憶測が交わされた。中でもレッドブルとポルシェ提携の噂は話題となったが、突然その話は白紙に戻った。政治的なやり取りを伺わせるこの話の背景には何があるのか、元F1メカニック津川哲夫が私的解説する。

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