アルボン「19番手から13位は素晴らしい出来で満足。1年間のチームの努力に感謝」:ウイリアムズ F1第22戦決勝

 2022年F1第22戦アブダビGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは13位、ニコラス・ラティフィは19位でレースを終えた。ウイリアムズはシーズンを通して8ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権では10位だった。

ウイリアムズF1、ローガン・サージェントの起用を発表。8年ぶりのアメリカ人F1ドライバーが誕生

 11月21日、ウイリアムズF1チームは、2023年のレギュラードライバーとしてローガン・サージェントを起用することを正式発表した。

 ウイリアムズ・ドライバー・アカデミー出身のサージェントは、2000年12月生まれの現在21歳。2022年シーズンよりFIA F2にフル参戦し、11月18〜20日に開催された最終戦ヤス・マリーナを終え、シリーズランキング4位となり、FIA F2のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。スーパーライセンス取得条件をクリアしたことで、2015年のアレクサンダーロッシ(マノー・マルシャ)以来8年ぶりに新たなアメリカ人F1ドライバーが誕生することになった。

アルボン「スタートタイヤが間違っていたのかも。運がなかったので最終戦に期待したい」:ウイリアムズ F1第21戦決勝

 2022年F1第21戦ブラジルGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは15位、ニコラス・ラティフィは16位でレースを終えた。

ウイリアムズF1、スーパーライセンス取得を目指すサージェントのため異例の措置。スプリント制の土曜フリー走行に起用

 ウイリアムズF1チームは、2023年レギュラードライバーに起用する予定のローガン・サージェントを、F1第21戦ブラジルGP土曜プラクティスで走らせることを発表した。現在FIA F2選手権に出場するサージェントに、来年F1に昇格するために必要なスーパーライセンスポイントを稼がせることが主な目的とみられる。

 来年、ウイリアムズは、ニコラス・ラティフィに代わって、育成ドライバーのサージェントをアレクサンダー・アルボンのチームメイトに選ぶことを決めているが、F2シーズン最終ラウンドのアブダビを終えるまでは、サージェントがスーパーライセンス取得の条件をクリアできるかどうかが分からない状況だ。

ウイリアムズ代表、サージェントのF1昇格を急いだという指摘を一蹴「準備の整った若手がいればシートを与える」

 ウイリアムズのチーム代表であるヨースト・カピートは、アメリカ人ドライバーのローガン・サージェントのF1昇格を急がせてはいないと否定している。

 フロリダ出身で21歳のサージェントは、イギリスF4選手権とフォーミュラ・ルノー・ユーロカップに出場経験がある。2019年にはカーリンからFIA F3選手権にステップアップし、その後はプレマやチャロウズ・レーシング・システムからレースに参戦した。

アルボン「結果には心から満足。クリーンエアで走るためにチームがいい仕事をしてくれた」:ウイリアムズ F1第20戦決勝

 2022年F1第20戦メキシコGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは12位、ニコラス・ラティフィは18位でレースを終えた。

プライドをかけてF1参戦を目指すポルシェ、ウイリアムズとの交渉を加速。アウディは26日にF1に関し新たな発表へ

 ポルシェは2026年からパワーユニットマニュファクチャラーとしてF1に参戦するために、F1チームとの契約をまとめることに全力を傾けている。最近の情報では、ウイリアムズとの交渉が進んでいるようだ。一方、同じフォルクスワーゲングループのアウディは、10月26日にF1プロジェクトについて続報を発表することを明らかにした。

アルボン「スパの再現を目指したが、デグラデーションが進んで順位を守れなかった」:ウイリアムズ F1第19戦決勝

 2022年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは11位、ニコラス・ラティフィは17位でレースを終えた。

ローガン・サージェント、スーパーライセンスを取得できれば2023年にウイリアムズからF1デビューへ

 ウイリアムズ・レーシングの育成ドライバーであるアメリカ人のローガン・サージェントは、もし今シーズン中にF1のドライブに必要なスーパーライセンスを取得することができれば、2023年はアレクサンダー・アルボンのチームメイトとしてウイリアムズからF1に参戦することになるようだ。

 サージェントは現在FIA F2でランキング3位につけており、今シーズンの残るレースは来月アブダビで行われる最終戦だ。理論的には、この3位という順位はサージェントがF1のスーパーライセンスを取得することを保証している。しかし万が一の場合に備え、ウイリアムズは、メキシコGPとアブダビGPの2戦でサージェントをフリー走行1回目(FP1)に出走させることを決定した。

アメリカ出身のサージェントがオースティンでFP1初登場「F1マシンに良い意味で驚いた」:ウイリアムズ/F1第19戦

 2022年F1アメリカGPの金曜、ウイリアムズの育成ドライバーのローガン・サージェントはF1で定められたヤングドライバーテスト枠でFP1に参加、ニコラス・ラティフィのマシンに乗った。サージェントがFP1で走るのはこれが初めて。

■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
フリー走行1=19番手(1分40秒325:ソフトタイヤ/23周)