マックス・ビアッジ、アラゴンGPで他チームの出走を妨害したSterilgarda Husqvarna Maxのスタッフ2名を解雇/Moto3

 MotoGP第17戦タイGPが開催中の10月2日、Sterilgarda Husqvarna Maxは第15戦アラゴンGPで他チームの妨害をした2名のスタッフを解雇したと声明を発表した。

 9月17日、スペインのモーターランド・アラゴンで開催された第15戦アラゴンGPのMoto3クラスの予選Q2の最中に、佐々木歩夢に続いてエイドリアン・フェルナンデス(Red Bull KTM Tech 3)がピットを離れようとした際に、Sterilgarda Husqvarna Maxのメカニックふたりがエイドリアン・フェルナンデスのマシンに触れて出走を阻止しようとする行為が確認された。

【順位結果】2022MotoGP第17戦タイGP Moto3予選総合

 10月1日、2022年MotoGP第17戦タイGP Moto3クラスの予選がタイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、デニス・フォッジア(Leopard Racing)がポールポジションを獲得した。2番手はジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)、3番手は佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)が続いた。

 日本勢は9番手が山中琉聖(MT Helmets – MSI)、13番手が古里太陽(Honda Team Asia)、17番手が鳥羽海渡(CIP Green Power)、18番手が鈴木竜生(Leopard Racing)となっている。

Moto3:ホンダ・チーム・アジア、2023年も古里太陽とマリオ・アジが継続参戦/MotoGP

 9月28日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているホンダ・チーム・アジアは、2023年の参戦体制を発表し、マリオ・アジと古里太陽が継続参戦することをアナウンスした。

 このチームは世界で活躍するアジア人ライダーを発掘・育成する取り組みの一環としてホンダが2013年に発足し、Moto2クラスに参戦をして今まで数多くの日本人ライダーを起用してきた。そして、2016年からはMoto3クラスにもホンダ・チーム・アジアとしてエントリーしており、尾野弘樹や鳥羽海渡が参戦してきた。そして2018年からは、青山博一が2クラスのチーム監督を務めている。

山中琉聖、Moto3クラスフル参戦4年目は強豪チームのアスパーへ移籍しガスガスに乗り換え/MotoGP

 9月22日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているGASGAS Aspar Teamは2023年に山中琉聖を起用すると発表した。

 山中は、2015~2016年にアジア・タレント・カップ、2017~2018年はレッドブルMotoGPルーキーズカップに参戦していたライダーだ。2019年はEstrella Galicia 0,0のジュニアチームからCEVレプソルインターナショナル選手権のMoto3クラスに参戦していた。

鳥羽海渡がSIC58 Squadra Corseへ移籍。4年ぶりにホンダでMoto3クラスを戦う/MotoGP

 9月24日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているSIC58 Squadra Corseは2023年シーズンに鳥羽海渡を起用すると発表した。

 鳥羽は2013年に全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦し、翌2014年にはアジア・タレント・カップに参戦して初代チャンピオンを獲得した。2017年からホンダ・チーム・アジアからロードレース世界選手権Moto3クラスにエントリーし、2019年まで戦った。

本田技研と出光興産が手掛ける若手ライダー育成プロジェクトが10周年記念セレモニーを開催/MotoGP第16戦日本GP決勝

 9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP栃木県のモビリティーリゾートもてぎで開催され、本田技研工業株式会社のと出光興産株式会社が展開しているライダー育成プロジェクトが今年で10周年を迎え、コース上で記念セレモニーが行われた。

 『世界トップレベルで活躍できるアジア人ライダーの発掘・育成とアジア地域におけるモータースポーツ文化の醸成』を目的に展開されているこのプロジェクトは、2013年に『IDEMITSU Honda Team Asia』がロードレース世界選手権のMoto2クラスへの参戦が始まりだ。

3位表彰台獲得の佐々木歩夢「正直、悔しい。でもファンの皆さんの前でちゃんと表彰台に上がれて本当によかった」/MotoGP第16戦日本GP

 9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP Moto3クラスの決勝が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)は3位表彰台を獲得した。

 3年ぶり開催となる日本GPはドライコンディションで決勝レースが始まった。4番手スタートの佐々木はわずか3周目で先頭に立ち、レース序盤はトップ集団を引っ張っていく。

佐々木歩夢が3位表彰台獲得【順位結果】2022MotoGP第16戦日本GP Moto3決勝

 9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP Moto3クラスの決勝が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、イサン・グエバラ(AutoSolar GASGAS Aspar Team)が優勝を飾った。2位はデニス・フォッジア(Leopard Racing)、3位は佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)が続いた。

 日本勢は8位が山中琉聖(MT Helmets – MSI)、14位が古里太陽(Honda Team Asia)、21位が鳥羽海渡(CIP Green Power)、鈴木竜生(Leopard Racing)、今回アルベルト・スーラの代役として参戦している濱田寛太(Rivacold Snipers Team)はリタイアで終えている。

【タイム結果】2022MotoGP第16戦日本GP ウォームアップ走行

 9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP MotoGPクラス、Moto2クラス、Moto3クラスのウォームアップ走行が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた。各クラスのリザルトは以下のとおりだ。

母国GPで鈴木竜生がバースデイポールを飾る「今年初めてのポールポジションを獲れたので嬉しい」/MotoGP第16戦日本GP

 9月24日、2022年MotoGP第16戦日本GP Moto3クラスの予選が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、鈴木竜生(Leopard Racing)がホームグランプリで今季初のポールポジションを獲得した。

 初日のフリー走行1回目から好調な走りを見せ、ウエットコンディションとなった予選日も引き続き上位で終えており、鈴木はダイレクトでQ2に進んでいる。