転倒で右手を怪我した中上貴晶がMotoGP第16戦日本GPを前に手術。出場は木曜日のメディカルチェックで判断

 9月19日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダ・イデミツは、中上貴晶がスペインのモーターランド・アラゴンで行われた第15戦アラゴンGPの決勝で転倒を喫した際に負傷した右手薬指と小指の腱の手術を受けたと発表した。

マルケス、クアルタラロ、中上が語るオープニングラップの波乱劇/第15戦アラゴンGP

 9月18日、スペインのモーターランド・アラゴンで行われた2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラス決勝のオープニングラップで、リタイアで終えた3人のライダーがレース後に転倒を振り返った。

 ドライコンディションでスタートした決勝のオープニングラップで、3コーナーではマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)とファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が接触し、クアルタラロが転倒。さらに7コーナーではマルケスをオーバーテイクしようとした中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が転倒を喫し、その後マルケスはリタイアで終えるという波乱な展開となった。

津田拓也「みんな最後だと分かって走る。磨き上げたマシンをぜひ見て欲しい」/MotoGP第16戦日本GP

 3年振りとなるMotoGP日本GPにワイルドカード参戦する津田拓也。津田にとって2017年第4戦スペインGPにアレックス・リンスの代役で出場して以来、2回目の実戦となるが、単に2回目という言葉では持っている重みが違うと言えるだろう。

「うれしい気持ちもあるんですけれど、寂しい気持ちも入り交じっています。チャンスが回ってきたのは、今年が最後だからというのもある。だからこそ、全力で戦いたいですね。今までは、バイクを作るのが仕事でしたし、裏方の作業をしてきました。その作業をしてきたもてぎで、どこまで走ることができるのか自分でも楽しみです」

「MotoGPアラゴンGPを現地で生観戦!夢が叶いました」/現役大学生ライダーのスペインよりGO!

 こんにちは! バイクが大好きな、スペイン留学中の大学生ライター、ウチノアミです。私は今回、9月18日にスペイン東部・アラゴン地方にあるモーターランド・アラゴンで開催された2022MotoGP第15戦アラゴンGPに行ってきました。“初”海外MotoGP観戦の不安とワクワクの様子や現地の盛り上がりをお届けしたいと思います♪

 それではアラゴンへ……その前に私の留学について紹介させてください。私のスペイン留学は2020年、大学2年生の時に行くことが決まっていたものの、コロナ禍により無期限延期になってしまいました。

中上貴晶、転倒で右手を負傷「日本GPに出られるようにベストを尽くす」/MotoGP第15戦アラゴンGP決勝

 9月18日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラスの決勝がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はリタイアに終わった。

 予選でホンダ勢最上位の12番グリッドを獲得し、決勝に向けて意気込んでいた中上は、午前のウォームアップ走行で決勝に向けて最後の調整を行った。中上はフロント、リヤともに新品のミディアムタイヤを使用し、4周目に1分47秒689をマークして、トップに立った。セッションの最後まで中上のタイムを上回るライダーは現ず、そのままトップで終えた。

バニャイアを抑え優勝のバスティアニーニ「落ち着いてギャップを詰めた」/MotoGP第15戦アラゴンGP決勝トップ3コメント

 MotoGP第15戦アラゴンGPの決勝レースがスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスで優勝したエネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)、2位のフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、3位のアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)が会見に出席。レースを振り返った。

バスティアニーニVSバニャイア再び。バスティアニーニが0.042秒差で雪辱の勝利を飾る/MotoGP第15戦アラゴンGP

 9月18日、MotoGP第15戦アラゴンGPの決勝レースがスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、MotoGPクラスはエネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)がフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)と優勝争いを展開し、これを制して今季4勝目を飾った。

 マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は1周目にファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)と接触し、その後リタイア。クアルタラロと中上もともに転倒リタイアとなった。

【順位結果】2022MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGP決勝

 9月18日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP MotoGPクラスの決勝がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、エネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)が優勝を飾った。2位はフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、3位はアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)が続いている。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はリタイアで終えている。

【順位結果】2022MotoGP第15戦アラゴンGP Moto2決勝

 9月18日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP Moto2クラスの決勝がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)が優勝を飾った。2位はアロン・カネト(Flexbox HP40)、3位はアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が続いた。

 日本勢は4位が小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)、羽田太河(Pertamina Mandalika SAG Team)はリタイアとなっている。

佐々木歩夢が2位表彰台【順位結果】2022MotoGP第15戦アラゴンGP Moto3決勝

 9月18日、2022年MotoGP第15戦アラゴンGP Moto3クラスの決勝がスペインのモーターランド・アラゴンで行われ、イサン・グエバラ(AutoSolar GASGAS Aspar Team)が優勝を飾った。2位は佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)、3位はダニエル・オルガド(Red Bull KTM Ajo)が続いた。

 日本勢は12位が鈴木竜生(Leopard Racing)、17位が古里太陽(Honda Team Asia)、23位が鳥羽海渡(CIP Green Power)、山中琉聖(MT Helmets – MSI)はリタイアとなっている。