2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦『第21回JAFグランプリ』の公式予選が終了し、ポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)、2番グリッドを獲得した宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)、そして3番グリッドを獲得した大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が会見に出席し、予選を振り返った。
■野尻智紀(TEAM MUGEN)
予選ポールポジション
タイム:1分36秒020
「昨日は不調で、本当にどうしようかというところにいたのですけど、過去の実績と照らし合わせて、何がいけないかというところを自分たちなりに突き止めて、そこをまず修正をして、調子のいいところに。やり方は多少違いましたけど合わせていって、Q1を走った段階からクルマにかなりポテンシャルがあるなと感じられました」
「Q2に関しても、そこからいいアジャストができたかなというところです。本当に今ある力、チームの力も含めて、すべて出し切れた予選だったのではないかなと思います」
「個人的に、少しネガティブなイメージばかりが頭のなかを駆け巡っていたので、みんなの頑張りにすごく助けられたというか。気持ちの面ですごく、多くの助けになったことは事実ですね。みんなの支えとともに、決勝も力いっぱい戦いたいなと思います」
■宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
予選2番手
タイム:1分36秒262
「占有走行は何とも言えないポジションで終わって、予選に対してアジャストすべきポイントに向けて、いまいちどこまでやったらいいのかがわからなかったのですけど。それを想定した上で予選に臨んで。Q1は悪くなかったんすけど、まだ突き詰めないとポールポジションは獲れないだろうと思いQ2に臨みました」
「Q2はいいところもあれば、悪いところもまだ残ってる感じもあって。ただ2番グリッドは獲れましたし、トヨタエンジンユーザーでも一番前なので、やるべきことは最大限やったと思ってます」
「ただ、ぜんぜん満足はしていないので、もっと速くなれるようにしたいと思っています。決勝は2番手スタートなので、いいスタートを切って。まずは今日のレースをしっかりと戦いぬきたいなと思っています」
■大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)
予選3番手
タイム:1分36秒336
「悔しいですね。昨日の専有走行の結果のままの順位であってほしかったなと思うところなのですけど。僕自身もベストを尽くせましたし、実際昨日の専有走行はいいタイムを出せていましたけど、個人的にはいいパフォーマンスを出せてないなというところがあって、そこをなんとか今日に向けて、いい方向に変えていこうと思っていたのですが」
「結局、問題としていた部分がなかなか改善されず。どうせ野尻選手が上がってくるだろうなと思っていたら、やはりQ2でポンと来て、またしてもやられてしまったなという思いです。悔しいですね」