2冠達成の野尻智紀「みんなの頑張りが常にかたちになる。奇跡のようなシーズンだった」【2022年SFチャンピオン会見】

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦となった第10戦『JAF鈴鹿グランプリ』の決勝後、鈴鹿サーキットで2022年シーズンのシリーズチャンピオン会見が行われ、第9戦終了時点でドライバーズタイトル2連覇を決めた野尻智紀(TEAM MUGEN)、そして野尻、笹原右京を擁してチームタイトルを獲得したTEAM MUGENの田中洋克監督が登壇。タイトルを獲得した喜びを語った。

バトル多発&荒れ模様の最終戦で王者・野尻智紀が圧巻のポール・トゥ・ウィン【SF第10戦決勝レポート】

 2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第10戦決勝が10月30日に鈴鹿サーキットで開催され、2度のセーフティカー(SC)が導入される荒れた展開のなか、ポールポジションからスタートした野尻智紀(TEAM MUGEN)が一度もトップを明け渡すことなくポール・トゥ・ウィンを達成し、今季2勝目でシーズンを締めくくった。2位は大津弘樹(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が今季初表彰台獲得。3位には宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。

渡辺康治HRC社長「野尻智紀選手が連覇を達成できたことを誇りに思います」/SF第9戦鈴鹿

 10月29日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦『第21回JAFグランプリ』の決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、2位表彰台を獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)が、2年連続でドライバーズタイトルを獲得。また、TEAM MUGENが初のチームタイトルを獲得した。

 野尻、そしてTEAM MUGENの2冠達成について、本田技研工業株式会社の執行職 コーポレートコミュニケーション統括部長を兼務する、ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治代表取締役社長がコメントを発表した。

 以下に、その全文を掲載する。

「すべてを出し尽くせた」笹原右京。「どれだけリスクを負うかが一番の軸だった」野尻智紀【SF第9戦鈴鹿決勝トップ3会見】

 10月29日に鈴鹿サーキットで開催された2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦『第21回JAFグランプリ』。決勝後の会見で優勝を飾った笹原右京(TEAM MUGEN)、2位の野尻智紀(TEAM MUGEN)、3位の佐藤蓮(TEAM GOH)、そしてTEAM MUGENの田中洋克監督がレースを振り返った。

笹原右京が2勝目&野尻智紀が連覇。TEAM MUGENが圧巻のワン・ツーで初のチームタイトル決める【SF第9戦決勝レポート】

 2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦決勝(31周)が10月29日に鈴鹿サーキットで行われ、5番グリッドから好スタートを切った笹原右京(TEAM MUGEN)が逆転で今季2勝目を飾った。ポールポジションからスタートした野尻智紀(TEAM MUGEN)は笹原に続く2位フィニッシュを果たし、翌30日の最終戦を残してドライバーズタイトル獲得を果たした。そして1-2フィニッシュを飾ったTEAM MUGENは初のチームタイトル獲得。最終戦を残して両タイトルが確定することとなった。3位には終盤に怒涛の追い上げを見せた佐藤蓮(TEAM GOH)が初表彰台獲得となった。

2連覇に王手の野尻智紀「みんなの頑張りにすごく助けられた」宮田莉朋「ぜんぜん満足していない」【SF第9戦鈴鹿予選後会見】

 2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦『第21回JAFグランプリ』の公式予選が終了し、ポールポジションを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)、2番グリッドを獲得した宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)、そして3番グリッドを獲得した大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が会見に出席し、予選を振り返った。

専有走行で流れはインパルに? 仁義なき“チームタイトル争い”プレビュー/SF第9・10戦鈴鹿

 前戦もてぎに続き、今回も1ウイーク2レース制で開催される全日本スーパーフォーミュラ選手権の第9戦・第10戦。毎年ドライバータイトル争いに注目が集まる最終大会だが、今回は同時にチームタイトルも決定する週末となり、こちらも最後まで目が離せない“王座決定戦”が繰り広げられようとしている。

 注目の週末を占う上で重要な要素のひとつとなる10月28日金曜日の専有走行では、チームタイトルを争う2チームの明暗が分かれる結果となった。

【日本GP特別コラム/野尻智紀】スクール時代の角田裕毅の思い出。F1鈴鹿で感じた自身のタイトル争いへの大きな収穫

 まだまだ日本GP鈴鹿の余韻が残る、今季のF1シーズン。今月末に国内のスーパーフォーミュラでチャンピオン2連覇に挑む、野尻智紀(TEAM MUGEN)にとっても3年ぶりの鈴鹿でのF1開催は大きな刺激になったようだ。現役の国内ドライバーが今年のF1マシン、そして現役F1ドライバーの活躍、さらに同じ日本人ドライバーの角田裕毅をどのように見るのか。オートスポーツwebならではの、日本GPスペシャル企画第2弾をお届けします。