2022年F1シンガポールGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは8位、ランス・ストロールは6位だった。ダブル入賞を遂げたアストンマーティンは、コンストラクターズランキングを9位から7位に上げた。
■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=8位
13番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
チームにとって強力な結果を出し、重要なポイントを獲得したから、満足していいと思う。とても難しいコースコンディションで、簡単ではなかった。アスファルトが乾くのに長い時間がかかり、ドライタイヤに交換するタイミングが重要だった。1周早すぎたかもしれないけれど、全体としては結果に満足している。
レースでは力強いスタートを切った。ファーストラップは本当に楽しかったよ。辛抱強く走るというよりも、激しくプッシュして、いくつか順位を上げた(注:13番グリッドから1周目の終わりには8番手に浮上)。その後はインターミディエイトタイヤを労ることに集中した。コースが乾くには長い時間がかかるので、長くもたせる必要があると分かっていたからだ。
終盤にはルイス(・ハミルトン)とマックス(・フェルスタッペン)と激しいバトルをした。何周も防御し続けたのに、最後のラップでマックスに抜かれてしまって残念だった。
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=6位
11番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム
今夜6位になれて本当にうれしい。僕にとって今シーズンここまでのベストリザルトだからね。セブもいい一日を送り、チームとして大量のポイントを獲得した。懸命に仕事をしているチームの全員にとって素晴らしいことだ。
トリッキーなレースだった。路面はレース全体を通してとても滑りやすかったし、トラブルを避けるのは簡単ではなかった。昨日と同じようにコースが乾くのに長い時間がかかった。新しいアスファルトのエリアが乾くのを待ってからスリックに交換することにした。とてもいいタイミングでできたよ。
コンストラクターズ選手権で順位を上げることができたのは重要なことだ。シーズンの終盤に入るにあたって素晴らしい後押しになる。