2022年F1第21戦ブラジルGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手のドライバーが金曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはケビン・マグヌッセン(ハース)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選=5番手
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トリッキーな予選で、チームにとってタフな一日だった。Q3では雨が降る前にソフトタイヤでアタックするチャンスは1回しかなかった。明日のスプリントは5番手からのスタートだ。日曜日に(グリッド降格)ペナルティを受けるので、スプリントレースではポジションをゲインしたいと思っている。
初のポールポジションを獲得したケビン(・マグヌッセン)とハースチーム全体を祝福したい。
(予選後の会見で語り)かなりプッシュして、たぶんプッシュしすぎたと思う。それでいくつか大きなミスをしてしまった。それがなければ2番手か3番手には行けたんじゃないかな。でも今日のP1は間違いなくケビンのものだ。
■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
予選=4番手
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今日は最高にハッピーだ。予選全体を通じて自分たちにでき得る最高の仕事ができたと思う。もう少しうまくできた唯一の点はQ3で最初にコースインをすることだった。でも、それだってリスクはあった。だから、それ以外では完璧な選択をできたし、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。
マシンのフィーリングはトリッキーなコンディションでもよかった。予選での走りを通じてP1、P5、P4という結果には最高に満足している。1日中ずっと、体調を崩しながらもいい仕事をできたような感じだし、ドライビングも完璧ではなかったかもしれないが、それでも4番手は明日に向けて素晴らしいポジションだ。明日もこのポジションをキープして、いいポイントを獲得できればいいね。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選=3番手
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少し複雑な気持ちだね。Q3ではかなりユニークな経験をした。コースに出て行く順番が最後のグループで、走り続けるなかで次第に雨が強く激しくなっていった。最終コーナーは、前のラップよりもかなり濡れた状態だった。そうして次のラップのターン4でマシンのコントロールを失ったんだ。頭が激しく揺れたことで、ヘッドレストが壊れた。マシンの向きを変えようとして、リヤタイヤがグラベルに乗ってしまった。最善の判断ではなかったと思う。
砂利がたくさん入り込んでしまったから、マシンをバラバラにして、砂利を取り出してもらわなければならないけれど、明日に向けて問題ないといいね。いろいろあったが、3番手はいいポジションだ。
ポールを獲得したケビン(・マグヌッセン)とハースに心からおめでとうと言いたい。こういう予想外の結果は、このスポーツを特別なものに感じさせてくれるね。
(予選後の会見で語り)マシンにダメージはないはずだよ。マシンをトラックで運んでもらうときにはいつも少し不安になるけれど、大丈夫なはずだ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選=2番手
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今日はとてもトリッキーなコンディションに対応しなければならなかった。ターン8への入口でロックアップしたことで、ポールを逃した。とにかく難しいコースコンディションで、どの程度までプッシュできるのかを見極める必要があった。大きなミスを犯すと、そのツケを払わなければならなくなるから、それは避けたいからね。
明日に向けていい感じだと思うが、こういうコンディションだと何が起こるか分からない。フロントロウは確保できたし、それが重要なことだよ。明日のスプリントでどのぐらい競争力を発揮できるか見てみよう。天気の予想はつかないが、そういう部分がインテルラゴスの特別な点だ。
ケビンとハースはとてもいい仕事をしたね。この瞬間を楽しんでほしい。
(予選後の会見で語り)雨の可能性があったから、あの1周しかないだろうことは分かっていた。4番目か5番目を走っていたと思うが、ターン8に向けてロックアップした。それで当然、ポールを失うことになった。でも直近のライバルと比べると、いい状況だと思う。フロントロウからスタートできるからね。
■ケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム)
予選=ポールポジション
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信じられないよ。僕をここに戻してくれて、今日のような一日を過ごす機会を与えてくれたジーン・ハース、ギュンター、チーム全員にお礼を言いたい。今、ものすごくうれしい。
(Q3開始に向けて)チームが僕をピットレーンの先頭に並ばせてくれた。それによって、事態が大きく変化したんだ。僕は路面コンディションがベストの時に走ることができた。その後、雨が降って、僕たちはポールをつかんだ。
ウエットになると思ったけれど、実際にどうなるかは分からなかったから、(ポールが確定するまで)冷静に待つ必要があった。人生で一番長い時間だったよ。とてもハッピーだ。
(予選後の会見で語り)ここまで長かった。まだ信じられない。チームが素晴らしい仕事をして、ピットレーンで先頭に送り出してくれた。それでコースコンディションがベストの時に走ることができたんだ。その後、雨が降り出したから、今日の結果においてこのことがとても重要なポイントだった。
(スプリントでの優勝を目指すかと聞かれ)もちろんだ。僕はレーシングドライバーだし、ポールポジションからスタートするんだからね。マキシマムアタックだよ。何か面白いことをやろう。
(マクラーレンでのデビュー戦2014年オーストラリアGPで表彰台に上った時と比較して)このポールの方がうれしいと感じる。当時は何を期待していいのか分からなかった。あのころの僕は、自分は世界の王だと思っている傲慢な子どもだった。その後、たくさんの学習を積み、このスポーツでやっていくことがいかに難しいかが分かった。そして今、ポールポジションを獲得したんだ。
明日まではこの瞬間を楽しみたい。ポールポジションに並び、僕の小さな白いハースのマシンがそこにいるのを見るんだ。すごく楽しいだろうね。