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 2022年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは11位、ニコラス・ラティフィは17位でレースを終えた。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=11位

アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
2022年F1第19戦アメリカGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)

 全力を尽くして戦ったよ。スタート直後に混乱に巻き込まれ、ターン1でフラットスポットを作ってしまった。ひどい振動に耐えながら、最初の10周はフロントタイヤをいたわりながら走ったものの、やはり早めにピットインせざるをえなくなり、残念ながら不利な立場に追い込まれた。

 実際のところ、ポイントを獲れるほどのペースはなかったと思うけど、かなり近いところまでは迫ることができた。(強風のため)コース上はトリッキーな状況で、アグレッシブな戦略を採りながらベストを尽くしたが、タイヤのデグラデーションもあって厳しかった。スパのレースの再現を目指して、背後のドライバーたちを抑えようと試みたものの、タイヤのデグラデーションが一段と進み、もうそうなるとポジションを守り切ることはできなかった。ポイントは高望みだったかもしれないけど、少なくともそのチャンスはあったと思う。

■ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=17位

ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)
2022年F1第19戦アメリカGP ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)

 クルマは予想していたよりは乗りやすかった。つまり、以前のようにトリッキーでドライブしづらくはなかったということだ。レース序盤にスピンをしたのは、高速コーナーでのバランスが微妙で、対処しきれなかったからだ。決勝に到るまで、燃料をたっぷり積んで走る機会がなくて、手探りの状態だったんだ。

 その後、セーフティカーの導入でまた集団に加わったものの、結局のところ、背後から迫ってくる自分より速いクルマを相手に戦うことになり、自分の望んでいたレースができなかった。それでも、チームのためには役立ったと思うけどね。

 僕が受けたペナルティは正当なもので、不満はないよ。(ミック・シューマッハーを押し出したのは)意図してやったことではなく、ただできるだけブレーキを遅らせようとした結果、ロックアップさせてターンインできなかっただけだ。