3台のニッサンZの上位争いとMとBのタイヤ戦争、GRスープラとホンダNSXの逆襲と注目点が多すぎるGT500【第7戦プレビュー】

 サクセスウエイト係数が半分となり、いよいよチャンピオン争いのシャッフルに入るスーパーGT第7戦オートポリス。数字上のドライバーズチャンピオン争いは、まだまだ多くのチームに可能性が残されているが、実際には現在のランキング上位7〜8台までといったところか。近年のタイトル争いはこのオートポリスと最終戦のもてぎの2戦で大量得点を得たチームがチャンピオンに輝いていることから、今回のオートポリス戦はチャンピオン争いの前哨戦とも言える。

2023年にデビューするポルシェ963のカーナンバーが決定「かつての栄光の日々を思い出す」/IMSA

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツから2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTPクラスに参戦する新型LMDh車両『ポルシェ963』が、かつてのポルシェRSスパイダーのプログラムにおけるポルシェおよびペンスキーの成功にちなみ、カーナンバー6と7をつけることが、2022年のIMSA最終戦プチ・ル・マン開催中の9月30日にアナウンスされた。

FIA、F1ポーパシング制限規定をシンガポールで微調整。バンピーな路面を考慮

 FIAは、F1シンガポールGPでは、マリーナベイ・ストリート・サーキットの路面のバンピーな特性を考慮し、ポーパシング/バウンシングに関連する空力的振動測定基準(エアロダイナミック・オシレーション・メトリック=AOM)に調整を加えることを決めた。

 ポーパシングが安全面に影響することを防ぐため、FIAはベルギーGPからAOMを導入、これによりチームは規定値を超える振動を起こさないようなセッティングでマシンを走らせなければならなくなった。規定値を超えた場合には、ペナルティが科される。

リシ・コンペティツィオーネが将来のLMH参戦を検討中。2023年IMSAにはフェラーリ296 GT3で出場決定

 リシ・コンペティツィオーネのチームオーナーであるジュゼッペ・リシは、2023年のデビューに向けフェラーリが開発中の新型ル・マン・ハイパーカー(LMH)を使ってレースに参戦する可能性を「探っている」と、現在開催されている2022年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権最終戦のプチ・ル・マンにおいて語った。

 また、リシは2023年のデイトナ24時間やセブリング12時間に、新型296 GT3で出場することを明言している。

F1シンガポールGP FP1:3年ぶりの開催で、ハミルトンが首位発進。フェルスタッペン、ルクレールが続く

 2022年F1第17戦シンガポールGPのフリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は15番手だった。

 3年ぶりの開催となったシンガポールGP。路面はメインストレートを始め、ほとんどのコーナーで再舗装され、さらに18インチタイヤでの走行は初めてとなる。角田や周冠宇(アルファロメオ)、ミック・シューマッハー(ハース)ら、シンガポール初体験のドライバーにとっては、コース攻略の難易度がさらに上がったといえる。