F1の週末フォーマットのさらなる変更を検討するドメニカリCEO。リバースグリッド導入案も排除せず

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、F1の週末のフォーマットにさらなる変更を検討しており、今もリバースグリッドレースのコンセプトをあたため続けている。

 この斬新なアイデアは、昨年導入された土曜日の30分のスプリントレースに先んじて初めて考案されたが、チームと多くのドライバーのみならず、F1ファンからも断固たる反対に遭った。

アレックス・パロウがF1初テスト。2021年型マクラーレンMCL35Mでバルセロナを走行

 インディカードライバー、アレックス・パロウが、母国スペインのバルセロナでマクラーレンの2021年型F1マシンMCL35Mを使ったテストに参加、F1テストデビューを果たした。このテストにはアロウ・マクラーレンSPのドライバー、パト・オワードも参加している。

 マクラーレンは7月に、2021年インディカーチャンピオンのパロウを2023年のマクラーレン・レーシングのドライバーラインアップに加え、F1テストにも参加させると発表。しかしパロウが所属するチップ・ガナッシは彼との来季契約が存在すると主張、この件は訴訟問題にまで発展していた。

“ファンがオーナー”の新チーム計画に忙しい王子、トヨタ社長に熱烈アピール?【WEC富士でズバッと直撃/フェルディナンド・ハプスブルク】

 WEC世界耐久選手権の第5戦富士6時間レースに来日した気になるドライバーに突撃インタビューするこの企画、3人目として紹介するのは、リアルチーム・バイ・WRTのフェルディナンド・ハプスブルク・ロートリンゲン。2017年のマカオF3ワールドカップ、最終ラップの最終コーナーで“散った”姿をご記憶の方も多いだろう。そしてご存知ハプスブルク家の末裔ということで、日本人関係者の間ではいつしか“王子”と呼ばれるようになっている。

 しかしその素顔は、とても明るくて気さく。まだまだ元気いっぱいのやんちゃ坊主といった若者だ。

2023年のレース・オブ・チャンピオンズもスウェーデンで開催へ。ベッテルとハッキネンが出場を表明

 2023年1月に開催されるレース・オブ・チャンピオンズ(RoC)に、4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが出場することが明らかになった。F1からは、タイトルを2回獲得したミカ・ハッキネンも参加する予定だ。

 2022年の冬と同様に、来年のRoCもスウェーデンのピテ・ハブスバッドで開催される。氷上と雪上に設けられた専用サーキットで、北極圏からちょうど100kmのところにある。イベントは2023年の1月28日と29日に予定されている。

フェラーリ育成のロバート・シュワルツマン、F1アメリカGPでフリー走行1回目に参加へ

 スクーデリア・フェラーリは9月15日、第19戦アメリカGPのフリー走行1回目にFDA(フェラーリドライバーアカデミー)のメンバーであるロバート・シュワルツマンを起用すると発表した。

 1999年生まれで現在22歳のシュワルツマンは、2019年にプレマ・レーシングからFIA F3に出場しタイトルを獲得。翌2020年にはFIA F2に昇格し、同じくプレマ・レーシングで選手権4位という成績を残した。2021年もF2に参戦し、ドライバーズランキング2位でシーズンを終えている。またシーズン末にはアブダビで行われたテストにもフェラーリとハースから参加した。