ウィル・スティーブンス、アキュラ陣営のWTRと決別も2023年LMH/LMDhのシートはすでに確保

 ウィル・スティーブンスは、今シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のミシュラン・エンデュランス・カップのうち2ラウンドでドライバーを務めたウェイン・テイラー・レーシング(WTR)と決別したことを明らかにした。

 スティーブンスはWTRの10号車アキュラARX-05の追加ドライバーとしてシーズン序盤のデイトナ24時間とセブリング12時間に参戦したが、10月1日に行われるシーズン最終戦のプチ・ル・マンでは、既報のとおりトヨタのWEC世界耐久選手権ドライバーでもあるブレンドン・ハートレーがスティーブンスに代わって10号車陣営に加わる。

まさかの“クリーン・レース”に残り4分で無念の給油「短いFCYがあれば」勝てたJOTA/WEC富士LMP2

 9月11日に行われたWEC世界耐久選手権第5戦富士6時間レースのLMP2クラスで2位となったJOTA38号車オレカ07・ギブソンのウィル・スティーブンスは、たとえ「とても短い」ものだったとしてもFCY(フルコースイエロー)が導入されていれば勝てていたという富士戦について、クラスタイトルへ向け歩みを進めることにはなったと評価している。

■序盤に戦略変更。1スティント1周延ばす