リヤウイングレスの新型ル・マン・ハイパーカー『9X8』でWEC世界耐久選手権に参戦しているプジョー。そのテクニカル・ディレクターは、11月12日に行われた2022年最終戦バーレーン8時間レースについて、2台のマシンにトラブルが発生するまでは「いいポジションにいた」と振り返っている。
プジョー9X8でハイパーカーデビューを飾ったニコ・ミューラーがもたらした“新しい視点”/WECバーレーン
バーレーンで行われているWEC世界耐久選手権2022年第6戦バーレーン8時間レース。このラウンドからプジョー9X8陣営に加入したニコ・ミューラーは、2023年のフル参戦に向け、実戦のなかで準備を整えている。
これまでアウディ陣営に所属していたミューラーは、アウディのLMDhプログラム中止を受け、プジョーへと移籍。当初は2023年からの加入が発表されていたミューラーだったが、MSGレーシング・フォーミュラEチームのチーム代表としての役割に集中するためにプログラムから外れたジェームス・ロシターに代わり、この2022年最終戦からロイック・デュバル、グスタボ・メネゼスとともに94号車をドライブしてハイパーカーデビューを飾ることとなった。
ロシターと交代。プジョー加入のニコ・ミューラー、WEC最終戦でのハイパーカーデビューが決定
プジョーは、11月10~12日に開催されるWEC世界耐久選手権のシーズンファイナルで、新加入のニコ・ミューラーがフランスのLMH(ル・マン・ハイパーカー)メーカーからデビューすることを確認した。
Sportscar365が以前報じたように、先月プジョーに加入し2023年のレースシートを獲得した元アウディワークスドライバーであるミューラーは、来月のバーレーン8時間レースでジェームス・ロシターに代わって94号車のプジョー9X8をドライブすることになった。