11月13日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるWEC世界耐久選手権の『ルーキーテスト』にエントリーしていたストフェル・バンドーンが、虫垂炎のためにテスト参加を見送ることになった。
ストフェル・バンドーンらがプジョー9X8をドライブへ。WECルーキーテストのエントリー発表
WEC世界耐久選手権は、2022年最終戦決勝翌日の11月13日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行う恒例の『ルーキーテスト』のエントリーリストを11月4日付で公開した。WECにレギュラー参戦する22台の車両が記載されており、参加ドライバーには注目の名前も散見される。
ハイパーカークラスのプジョー・トタルエナジーズは、2台のプジョー9X8をエントリー。レギュラードライバーのミケル・イェンセン、最終戦からラインアップに加わるニコ・ミューラーのほか、4名の“外部”ドライバーがエントリーしている。
ストフェル・バンドーン、アストンマーティンF1のテスト兼リザーブドライバーに就任
11月1日、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チームは、ストフェル・バンドーンが加入しテスト兼リザーブドライバーに就任したことを発表した。
ベルギー出身のバンドーンは、2015年にGP2(現在のFIA F2)11勝を挙げてタイトルを獲得し、翌2016年には全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しつつ、マクラーレンF1のリザーブドライバーを務めた。第2戦バーレーンGPでは開幕戦で負傷したフェルナンド・アロンソの代役としてF1にデビューし、その後はシートを得て2018年までに41レースに出場した。