ルノーが表彰台独占、ペーニャが2度目の王座を獲得。シリーズは来季以降SUV化を検討へ/STC2000第11戦

 南米アルゼンチンを代表するツーリングカー選手権、新生TC2000(旧スーパーTC2000)の第11戦が、10月22~23日にコルドバ州北部アルタグラシアに位置するアウトドローモ・オスカー・カバレンで争われ、TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのホルヘ・バリオ(トヨタ・カローラSTC2000)が、痛恨のジャンプスタート・ペナルティを受けたこともあり、日曜ファイナルはアクシオン・エナジー・スポーツSTC2000陣営が表彰台を独占。エースを務める2019年王者リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が自身2度目のシリーズ制覇を達成した。

土曜スプリントはサンテロ、日曜決勝はバリオと、TGRAのトヨタ・カローラが完勝/STC2000第9戦

 南米大陸で“技術的最高峰カテゴリー”を自負するハイテクFFツーリングカー選手権、スーパーTC2000(STC2000)の第9戦が9月11~12日の週末に開催され、TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのエース、ジュリアン・サンテロ(トヨタ・カローラSTC2000)が土曜のスプリント戦を制覇。続く日曜ファイナルでも、その僚友を務める18歳の新鋭ホルヘ・バリオ(トヨタ・カローラSTC2000)が大逆転でのシリーズ2勝目を飾り、トヨタ陣営が週末“クリーンスイープ”を達成している。