ハミルトン、8番手から2番グリッド獲得「明日、チームに1-2をプレゼントできたら夢のよう」/F1第21戦スプリント

 2022年F1ブラジルGPの土曜スプリントで、メルセデスのルイス・ハミルトンは8番グリッドから3番手でフィニッシュした。1番手はチームメイトのジョージ・ラッセルだった。2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)はエンジンペナルティで降格されるため、ハミルトンは決勝で2番グリッドに繰り上がり、メルセデス2台がフロントロウからスタートすることになる。

F1ブラジルGPスプリントで6人が審議対象に。アロンソ降格、ハミルトンは2番グリッドを維持、ガスリーは警告どまり

 F1ブラジルGP土曜スプリントにおいて、複数のドライバーがレギュレーション違反の疑いありとして、調査対象になった。スプリントを3番手でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(メルセデス)もそのひとりだったが、調査の結果、処分なしとの裁定が下り、日曜決勝を2番グリッドからスタートできることとなった。また、出場停止の危機にあるピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、違反を犯したものの警告を受けるにとどまり、ペナルティポイントの加算はなかった。一方、チームメイトのエステバン・オコンとの接触において、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)には5秒のタイムペナルティが科された。

2022年F1第21戦ブラジルGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第21戦ブラジルGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはエステバン・オコン(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。

ハミルトン予選8番手「グリップ不足で最初のラップをうまくまとめられなかった」赤旗でタイム更新の機会失う/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGPの金曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは8番手という結果だった。

 チームによると、ハミルトンは、ローダウンフォース寄りのセッティングで走っていたという。Q3最初のフライングラップではグリップを得られずに苦労し、暫定8番手。2ラップ目に自己ベストを更新しつつあったなかで、チームメイトのジョージ・ラッセルがコースオフしたことで赤旗が出たため、ハミルトンはそのラップを走り切れず。その後、雨が激しくなってきたため、8番手で予選を終えることになった。

ハミルトンが正式にブラジルの名誉市民に 「全ブラジル人にとってのヒーロー」として栄誉を授かる

 7度のF1王者ルイス・ハミルトンは、F1第21戦ブラジルGPを前に行われたセレモニーにおいて、正式にブラジルの名誉市民としての栄誉を授与された。

 2021年のブラジルGPでハミルトンが圧倒的な勝利を挙げた後、ブラジルの下院議員アンドレ・フィゲイレードは、ハミルトンに対して名誉市民権を授与することを提案。今年6月、議会が動議を可決し、11月7日にブラジリアの下院議会において、授与式が行われた。

アロンソ「ハミルトンの7冠よりフェルスタッペンの2冠の方が価値がある」と発言、事態の収拾に追われる

 マックス・フェルスタッペンが達成した2回のF1タイトル獲得の方が、ルイス・ハミルトンの7度のタイトルよりも価値があると示唆したフェルナンド・アロンソに対して、ハミルトンがSNSを通して反応した。アロンソは自身の発言の影響を見て、事態の収拾に当たった。

 フェルスタッペンは2021年と2022年のF1ドライバーズタイトルを獲得、アロンソと並び、2度のF1世界王者になった。そのことについてコメントを求められたアロンソは、フェルスタッペンが頂点に立ったシーズンは、ハミルトンが王座に就いたシーズンに比べて、はるかに競争が激しかったと指摘、より価値があるとの考えを示した。

ハミルトン、チームとの契約延長を示唆「メルセデスは僕の家族。ブランド、組織の人たちを心底信頼している」

 ルイス・ハミルトンは円熟の40代になってもまだF1ドライバーを続けているかもしれないという。彼は、今後数カ月のうちにメルセデスと「さらなる契約を結ぶ」ことを示唆した。

 ハミルトンとメルセデスの契約は2023年末で切れる。しかし7度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは、どのような形であれ今後もメルセデスに忠誠を尽くし、「今後もずっとそうしていたい」という。

2022年F1第20戦メキシコGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第20戦メキシコGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。

【F1第20戦メキシコGP 決勝】粉砕された記録 フェルスタッペンはまだ怒っている

数字がそれを物語っている。マックス フェルスタッペンは、ただひたむきにF1で記録を追い求め続けているだけ。そしてこれこそが、皮肉にも彼の業績に対する周囲の敬意の欠如を引き起こし、彼を悩ませてしまう。 もはや、マックス フ […]

2位ハミルトン、タイヤ選択を悔やむ「レッドブルを見て『しまった』と思った」代表も「戦略は誤り」と発言/F1第20戦

 2022年F1メキシコGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位表彰台を獲得した。3番グリッドからミディアムタイヤを選択し、スタート直後にチームメイトのジョージ・ラッセルをかわして2番手に上がり、ソフトタイヤスタートでレースをリードするフェルスタッペンのすぐ後ろを走り続けた。その後、フェルスタッペンはソフトからミディアムに交換、2回ストップかと思われた。一方でハミルトンはミディアムからハードに交換し、1回ストップを目指した。チームとしては、終盤、フェルスタッペンが再度タイヤ交換を行うか、タイヤが終わってしまうことを期待していたわけだが、フェルスタッペンはハードタイヤのハミルトンとのギャップを拡大していき、余裕で1ストップで走り切った。