【F1第17戦シンガポールGP予選速報】フェラーリ&ルクレール 0.02秒の僅差で今シーズン9回目のポールポジション獲得! フェルスタッペン出遅れ8位

F1シンガポールGP予選@シンガポール市街地コース: レッドブルの失敗、フェラーリの利益。レッドブルとマックス フェルスタッペンはシンガポールGPの予選で手痛い失敗を犯した。シャルル ルクレールは日曜日、ポールポジション […]

レッドブル&HRC密着:2台ともにトラブルに見舞われた初日。ペレスのエンジンには信頼性の問題も発生

 F1第17戦シンガポールGP初日のレッドブルは、いくつかの問題に直面していた。

 まずフリー走行1回目で、マックス・フェルスタッペンのフロントサスペンションに不具合が発生してピットイン。メカニックによる整備が行われた。それでも、後半走り込みを行ったフェルスタッペンは、このセッションをトップからコンマ1秒遅れの2番手で終えた。

ペレス初日9番手「メルセデスとフェラーリは強いと予想していた。ベストなセットアップに仕上げて戦う」/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=4番手/2=9番手だった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=4番手(1分43秒839:ソフトタイヤ/15周)/2=9番手(1分43秒906:ソフトタイヤ/13周)

 FP2では走行時間を失ったし、エンジンの信頼性にもいくつか問題があった。でも何度かセットアップ変更を行い、大量の情報を集めたので、今夜分析し、明日ベストな仕事をするために、一番良いものを選ぶ。

レッドブルF1が2021年に予算上限を大幅に超過との報道。FIAが来週監査結果を発表、規則違反なら厳罰の可能性

 ドイツの『Auto Motor und Sport(AMS)』が、2021年F1バジェットキャップにレッドブルとアストンマーティンが違反した可能性があり、特にレッドブルの違反は非常に大きなものであると伝えた。それが事実であれば、チームは何らかのペナルティを受けることになる。

 F1バジェットキャップ規則は、全チームのパフォーマンス差を縮めることなどを目的に2021年に導入された。FIAは2021年の予算監査を終え、来週にもその結果を公表する予定だ。AMSは、2021年の予算上限1億4500万ドル(約209億円)を超えていたチームが2チームあり、それはレッドブルとアストンマーティンであるとみられ、レッドブルの方の超過はかなり大きいものである可能性があると伝えた。

フェルスタッペン「SCが多いので、レースではあらゆることに備える」タイトル争いは考えず/F1第17戦プレビュー

 今週末の2022年F1第17戦シンガポールGPに向け、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、セーフティカーの導入が多いシンガポールでのレースではあらゆることに備えると警戒する一方、タイトルについては考えていないと語った。

 サマーブレイク前のフランスGPから5連勝を達成したフェルスタッペン。イタリアGPを終え、ドライバーズランキング2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は116ポイントとなり、早くも今週末のシンガポールGPでタイトル獲得の可能性が見えてきた。

2022年F1新レギュレーションの効果にチームからポジティブな評価「以前よりはバトルをしやすくなった」

 2022年、F1において久しぶりにシャシーレギュレーションの刷新がなされた。新レギュレーションでは、1983年にベンチュリトンネルが禁止されて以来となる「グラウンドエフェクト」が再び導入された。ボディワークは簡素化され、空力グリップを主に車体下から得るようなマシンとなった。

 新レギュレーションの目的は、マシン後部に発生する乱気流を削減し、後続車が接近しやすくする一方で、これまでと同レベルのダウンフォースを維持することにあった。この2022年のレギュレーションは狙いどおりの効果を発揮しただろうか?

フェラーリF1-75が勝てなくなった3つの理由(2):レッドブルが驚異的進化を達成

 フェラーリが前回優勝したのは、7月のオーストリアGPのことであり、その後の5レースで、勝ち星から見放されている。シーズン当初のあの目を見張るようなF1-75の速さは、いったいどこに行ってしまったのか。フェラーリの失速をF1i.comのニコラス・カルペンティエルが技術的な面から分析、3つの理由を挙げた(全3回連載)。第1回「フェラーリF1-75が勝てなくなった3つの理由:開発の方向性の間違い」 に続く今回は、レッドブルのシーズン中の驚異的な進化について説明する。

F1日本GPを前にタイトル決定の可能性。マックス・フェルスタッペンのシンガポールGPでのタイトル獲得条件

 新たな車両レギュレーションとともに迎えた2022年シーズンのF1。全22戦中16戦を終えて335ポイントを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が選手権を大きくリードし、9月30日〜10月2日に開催される第17戦シンガポールGPの結果次第では、第18戦日本GPを前にドライバーズタイトルが決する可能性が出てきた。ここでは、シンガポールGP終了時点でのフェルスタッペンの2年連続タイトル獲得の条件を見ていこう。

F1タイトル連覇に近づくフェルスタッペン、計算上の話はばかばかしいと一蹴「多くのレースで勝つことを目指す」

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今週末のF1第17戦シンガポールGPで、2度目のF1ワールドチャンピオンに輝く可能性がある。しかしフェルスタッペンは、そうした考えは頭から締め出しているという。ドライバーズランキングで圧倒的首位に立っていても、「気は抜けない」からだ。

 直近の5レースすべてで優勝し、勝利記録を重ねるフェルスタッペンは、ランキング2位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に116ポイントもの大差をつけている。今シーズンの残りは6戦なので、フェルスタッペンがシンガポールGPでライバルのルクレールに勝って22点差をつければ、2年連続となるF1タイトル獲得を祝うことができる。

レッドブルF1、『にゃんこ大戦争』を運営するポノスとの日本GPでのパートナーシップ締結を発表

 オラクル・レッドブル・レーシングは9月27日、日本企業のポノス株式会社と2022年F1第18戦日本GPにおけるパートナーシップ締結を発表した。ポノスは、スマートデバイス向けのゲームなどを軸に事業を展開している企業で、代表作には『にゃんこ大戦争』が挙げられる。