3年ぶりの開催となった2022年F1第18戦ホンダ日本GP。決勝レースはあいにくの雨模様となり、約2時間もの赤旗中断がある波乱のレースとなった。
そんななか、初の母国グランプリを迎えた角田裕毅(アルファタウリ)は、スタートで9番手に浮上しポイント獲得の期待もあったが、レース後半に新しいインターミディエイトタイヤに交換したことでポジションを落とし、最終的に13位でフィニッシュ。日本GPでのポイント獲得は叶わなかった。
3年ぶりの開催となった2022年F1第18戦ホンダ日本GP。決勝レースはあいにくの雨模様となり、約2時間もの赤旗中断がある波乱のレースとなった。
そんななか、初の母国グランプリを迎えた角田裕毅(アルファタウリ)は、スタートで9番手に浮上しポイント獲得の期待もあったが、レース後半に新しいインターミディエイトタイヤに交換したことでポジションを落とし、最終的に13位でフィニッシュ。日本GPでのポイント獲得は叶わなかった。
2022年F1日本GP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は13位で完走した。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、角田の一日を振り返り、次のように語った。
「彼はファーストスティントでは(ランド・)ノリス(マクラーレン)の後ろで時間を失った。(ニコラス・)ラティフィ(ウイリアムズ)に引っかかっているグループにアタックできるよう、2セット目のインターを履かせるため、彼をピットストップさせることを決めた。裕毅は素晴らしいオーバーテイクを何度も繰り返し、ポジションを上げていった。だが、残念ながらポイント獲得には至らなかった」
前日の雨模様とは打って変わって、晴れ間も見えた鈴鹿サーキットでのF1第18戦ホンダ日本GP。初の母国凱旋レースとなっている角田裕毅(アルファタウリ)だが、ブレーキトラブルに苦しめられて、予選Q2で敗退。「仕方ない」と語るものの、その表情からは悔しさがあふれていた。
12時00分からのFP3に備えて、10時前にパドック入りした角田。笑顔をみせるなど、かなりリラックスした表情だった。ドライコンディションとなったFP3では、ミディアムタイヤでコースイン。1分35秒台から入り、その3周後には1分34秒977をマーク。開始30分を経過したところでは5番手につけた。
2022年F1日本GPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は13番手を獲得した。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、一日を振り返り、次のように語った。
「FP3では苦労した。今回ドライコンディションでマシンのセットアップを行う最初の機会であり、特にピエール(・ガスリー)のマシンの方で、正しいバランスを見つけることがなかなかできずにいた。そのために通常よりも大きなリスクを冒すこととなった。予選前に2台に対していくつか大きなセットアップ変更を施した」
スクーデリア・アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストは、ピエール・ガスリーのアルピーヌへの移籍とニック・デ・フリースの加入についてコメントを発表。ガスリーにはこれまでの感謝を述べ、デ・フリースについては期待を語った。
当初ガスリーは2023年もアルファタウリに残留することが決まっていた。ところがアルピーヌのレギュラードライバーであるフェルナンド・アロンソとリザーブドライバーのオスカー・ピアストリが、2023年にそれぞれ移籍をすると発表したため、チームはアロンソの後任ドライバーを探していた。そこでアルピーヌはフランス出身のガスリーの起用を求め、レッドブルとの交渉が始まった。
2022年F1第18戦日本GPの開催直前の10月5日(水)、レッドブルとアルファタウリの4人のドライバーが東京に集結。日本の首都を舞台に、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのレッドブルチームと、ピエール・ガスリーと角田裕毅のアルファタウリチームによる日本GPの“前哨戦”が密かに行われた。その模様が7日、Red Bullの公式YouTubeチャンネルで公開された。
3年ぶりの開催となった2022年F1第18戦日本GP。多くのファンが待ちに待った金曜日フリー走行はあいにくの雨模様となったが、鈴鹿サーキットには3万8000人の観客が来場した。直近で開催された2019年の金曜日(3万3000人)を5000人、上回る動員となった。
鈴鹿サーキットでひさびさのF1公式セッション開催とあって、フリー走行1回目の最初にコースインしたケビン・マグヌッセン(ハース)には、大きな拍手が沸き起こったが、それを大きく上回る盛り上がりとなったのが、角田裕毅(アルファタウリ)がコースインした瞬間だった。
2022年F1日本GPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=19番手/2=14番手だった。今回チームは角田裕毅とピエール・ガスリーのマシンのパワーユニット(PU)にエキゾーストシステムのシーズン …
アルファタウリの角田裕毅が2022年F1日本GPで使用するスペシャルデザインのヘルメットが公開された。レッドブル・ジャパンがヘルメットデザインコンテストを実施、選ばれたデザインを施したヘルメットを、角田は母国日本GPで着用する。
コンテストで日本GP 2022年記念ヘルメットに選ばれたのは長岡宏美さんのデザイン。鯉と桜と波があしらわれた和風のデザインだ。
3年ぶりに鈴鹿サーキットで開催される2022年F1日本GP。公式走行セッションを翌日に控え、現地では慌ただしく準備が進み、緊張感も徐々に高まりつつある。今回、待ちに待った母国グランプリを迎える角田裕毅(アルファタウリ)は、翌日の走行を楽しみにしている様子だった。