アロンソとオコンの同士討ちの後、ヘイトコメントが殺到。アルピーヌF1が断固たる措置を取ると警告

 アルピーヌF1チームは、F1ブラジルGPでのスプリントで起きたフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンの同士討ちの後に、多数のヘイトコメントが寄せられたことを受け、行動を起こした。チームは、ソーシャルメディアチャンネルでこうした嫌がらせを行っている人々に対して「行動を起こす」と警告した。

 オコンとアロンソは土曜スプリントのオープニングラップで激しいポジション争いを繰り広げ、その結果、接触が起きてしまった。ターン4で行き場をなくしてコース外にはみ出したアロンソは、スライドして、すぐ横を走るオコンに接触。そのすぐ後にスタート/フィニッシュラインでアロンソは前を走るオコンを抜こうとしてヒットし、フロントウイングを壊した。アロンソはウイング交換のためにピットストップをしなければならず後退、オコンは徐々にペースが落ちていった。

マクラーレンF1、アブダビGP用スペシャルカラーのMCL36を発表。アーティスト支援キャンペーンの一環

 マクラーレン・レーシングは、2022年F1第22戦アブダビGPで、スペシャルカラーをまとったMCL36を走らせることを発表した。オフィシャルパートナーであるBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の電子たばこブランド『Vuse』とのコラボレーションによるものだ。

 Vuseは『Driven by Change』キャンペーンとして、ふさわしい認知度を得ていない新進気鋭のクリエーターを支援する取り組みを行い、マクラーレンの協力を得て、モータースポーツを通じて、彼らが作品を披露する場を提供している。

アルファタウリF1の2023年エースは角田裕毅かデ・フリースか。トスト代表は明言を避ける

 アルファタウリF1のフランツ・トスト代表は、角田裕毅とニック・デ・フリースのどちらが来季2023年シーズンのリーダーになるかは、まだわからないと語った。

 ピエール・ガスリーのアルピーヌ移籍により、アルファタウリは角田とルーキーのデ・フリースのコンビで来シーズンを戦うことになった。

アルピーヌF1代表、出場停止の危機が迫るガスリーに「もう少し気をつけるべき」と注意を呼びかけ

 BWTアルピーヌF1チームのオットマー・サフナウアー代表は、出場停止の危機が迫るピエール・ガスリーに対し「もう少し気をつけるべき」と注意を呼びかけた。

 第19戦アメリカGPと第20戦メキシコGPでペナルティを受けたガスリーは、わずか2週間でペナルティポイントを3点加算された。累積では全ドライバーでワーストの10点となり、出場停止まで2ポイントに迫ることになった。

フェラーリF1代表、2022年型マシン開発終了の理由は「制限内の予算を使い終わった」からだと説明

 フェラーリは、2022年型マシン『F1-75』の開発を中止せざるを得なかったのは、2023年型マシンに開発を切り替えるためではなく、単に資金が尽きたからだと明らかにした。

 フェラーリの2022年型マシンは、当初はライバルのレッドブルよりも優れており、シーズン序盤ではリードを保っていた。しかしいくつかの戦略上の失敗やミスが、フェラーリの成績に影響を及ぼした。

メルセデスF1、ミック・シューマッハーの去就に注目。リザーブドライバーとしての起用を検討か

 メルセデスは、来シーズンのミック・シューマッハーに関心を示しているという。2023年シーズンにシューマッハーがハースF1チームのシートを失った場合、彼をリザーブドライバーとして迎え入れることをメルセデスは検討している。

 ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表によると、チームは2023年シーズンのラインアップを固める意向だ。ケビン・マグヌッセンとペアを組むのは、シューマッハーか、F1復帰を目指しているニコ・ヒュルケンベルグとなる予定だ。

議論の内容は公にせずも「有意義な時間だった」とホーナー。最終戦でのペレスへのサポートを明言/レース後インタビュー

 2022年F1第21戦ブラジルGPのレース終盤、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがセルジオ・ペレスに対して順位を戻さずフィニッシュしたことが話題になった。フェルスタッペンは「過去に起きたこと」を理由に順位を戻さなかったというが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、憤るペレスに無線ですぐさま謝罪を行った。

 ホーナーはレース後、今回の件について話し合いを行い、すでに最終戦に向けて集中していると明かした。そして、ペレスがドライバーズ選手権で2位を獲得するために、フェルスタッペンもチームもサポートを行うつもりだと語った。

F1アブダビテストでガスリーがアルピーヌ、ピアストリがマクラーレンでのキャリアをスタート

 2022年F1最終戦アブダビGP後に、ピエール・ガスリーはアルファタウリに別れを告げ、直後にヤス・マリーナで行われる公式テストで、アルピーヌのドライバーとしてのデビューを果たす。また、アルピーヌから離れ、2023年にマクラーレンからF1に初参戦することが決まっているオスカー・ピアストリは、同チームからテストに参加することが決まった。

フェラーリF1代表ビノットの更迭が決定か。後任はアルファロメオのバスールが濃厚も、チームは否定の声明

 スクーデリア・フェラーリのチーム代表マッティア・ビノットが、2022年いっぱいでそのポジションから降ろされる見通しであることが、フェラーリの関係者の話で分かった。後任として、現在アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールが起用されるものと考えられる。フェラーリはこれに関する報道を受け、「全く根拠のないうわさ」であると否定した。

 しかし関係者の話によると、フェラーリ本社はすでにビノットに対して代表の座から外すことを伝えたという。ビノットはこの3戦、サーキットの現場に来ていなかったが、最終戦アブダビには現れて、チーム代表として最後の仕事を務めるものとみられている。

ペレス、順位が戻らなかったことに驚きと失望「献身的にやってきたのにこんな仕打ちを受けるとは」/レース後インタビュー

 2022年F1第21戦ブラジルGPの決勝レースが行われ、レッドブルのセルジオ・ペレスは7位でレースを終えた。ペレスはレース終盤、チームからの指示でマックス・フェルスタッペンにポジションを譲ったが、フェルスタッペンがその順位を戻さずレースを終えたことに怒りをあらわにした。

 フェルスタッペンは順位を戻さなかったことについて「過去に起きたこと」が理由だったと述べたが、ペレスは「心当たりはない」と語る。だがフェルスタッペンと同様にペレスも、チーム内で全てを話し合い、「チームとして前に進むことができる」と前向きな姿勢を見せた。