9月30日、2022年MotoGP第17戦タイGP MotoGPクラスのフリー走行1回目がタイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)がトップタイムをマークした。2番手はファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、3番手はジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が続いた。今回、中上貴晶の代役として参戦している長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)は24番手となっている。
山中琉聖、Moto3クラスフル参戦4年目は強豪チームのアスパーへ移籍しガスガスに乗り換え/MotoGP
9月22日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているGASGAS Aspar Teamは2023年に山中琉聖を起用すると発表した。
山中は、2015~2016年にアジア・タレント・カップ、2017~2018年はレッドブルMotoGPルーキーズカップに参戦していたライダーだ。2019年はEstrella Galicia 0,0のジュニアチームからCEVレプソルインターナショナル選手権のMoto3クラスに参戦していた。
鳥羽海渡がSIC58 Squadra Corseへ移籍。4年ぶりにホンダでMoto3クラスを戦う/MotoGP
9月24日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているSIC58 Squadra Corseは2023年シーズンに鳥羽海渡を起用すると発表した。
鳥羽は2013年に全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦し、翌2014年にはアジア・タレント・カップに参戦して初代チャンピオンを獲得した。2017年からホンダ・チーム・アジアからロードレース世界選手権Moto3クラスにエントリーし、2019年まで戦った。
中上の代役を務める長島哲太「HRCのパーツテストはないと思う。自分のスタイルに集中する」/MotoGP第17戦タイGP
9月30日~10月2日、チャン・インターナショナル・サーキットで開催されるMotoGP第17戦タイGPに中上貴晶の代役として参戦する長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)が意気込みを語った。
中上は、第15戦アラゴンGPの決勝でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)と接触転倒を喫した際に、右手の薬指と小指を負傷した。手術を受けて連戦の日本GPに参戦したが、小指は骨が見えるほどの具合で、レース後には腱が断裂していると診断された。
Moto2:小椋藍とチャントラが継続参戦。イデミツ・ホンダ・チーム・アジアが2023年の体制発表/MotoGP
9月28日、ロードレース世界選手権のMoto2クラスに参戦しているイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、2023年の参戦体制を発表し、小椋藍とソムキャット・チャントラが継続参戦することをアナウンスした。
Moto2クラスに参戦しているイデミツ・ホンダ・チーム・アジアは、世界で活躍するアジア人ライダーを発掘・育成する取り組みの一環としてホンダが2013年に発足したチームであり、初年度は高橋裕紀、Moto2クラスを経てHRCテストライダーとして鈴鹿8耐の優勝やMotoGPにワイルドカード参戦した長島哲太、現在MotoGPクラスで活躍する中上貴晶も所属した経験がある。
長島哲太、MotoGP第17戦タイGPに代役で出場。中上貴晶は右手指の治療に専念
9月27日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているLCRホンダは、中上貴晶が9月30日~10月2日に開催される第17戦タイGPを欠場することと、長島哲太が代役としてホンダRC213Vを走らせることを発表した。
中上は、第15戦アラゴンGPの決勝で転倒を喫した際に、右手を負傷。その後、右手薬指と小指の腱の手術を受けて連戦の日本GPに向かった。
本田技研と出光興産が手掛ける若手ライダー育成プロジェクトが10周年記念セレモニーを開催/MotoGP第16戦日本GP決勝
9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP栃木県のモビリティーリゾートもてぎで開催され、本田技研工業株式会社のと出光興産株式会社が展開しているライダー育成プロジェクトが今年で10周年を迎え、コース上で記念セレモニーが行われた。
『世界トップレベルで活躍できるアジア人ライダーの発掘・育成とアジア地域におけるモータースポーツ文化の醸成』を目的に展開されているこのプロジェクトは、2013年に『IDEMITSU Honda Team Asia』がロードレース世界選手権のMoto2クラスへの参戦が始まりだ。
【レースフォーカス】不振に終わったクアルタラロ、バニャイア、A.エスパルガロ、それぞれの理由/MotoGP第16戦日本GP
MotoGP第16戦日本GPは、タイトル争いを演じるファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)が軒並み表彰台を逃す結果となった。そればかりか、ランキング2番手のバニャイアと、ランキング3番手のアレイシ・エスパルガロはノーポイントに終わっている。彼らが苦戦した理由は何だったのだろうか。
ダニロ・ペトルッチがスズキからMotoGPに参戦。ジョアン・ミルは欠場/第17戦タイGP
9月27日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているチーム・スズキ・エクスターは、9月30~10月2日にチャン・インターナショナルサーキットで開催される第17戦タイGPで負傷しているジョアン・ミルの代役にダニロ・ペトルッチを起用すると発表した。
【レースフォーカス】快晴の決勝日に分かれたタイヤ選択。トップ快走のミラーが選んだハードタイヤ/MotoGP第16戦日本GP
3年ぶりに開催された日本GPは、天候がライダーを翻弄したレースウイークだった。金曜日は曇り、雨天の土曜日は午後に雨脚が激しくなってフリー走行3回目がキャンセルとなり、予選もディレイ。スケジュールから約1時間遅れで、ウエットコンディションの中で予選が行われた。だが、決勝日の天候は快晴。気持ちのよい秋晴れに恵まれた。