アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから北に約320kmのエントレリオス州、アウトドローモ・コンセプシオン・デル・ウルグアイで争われた同国を代表するツーリングカー選手権、新生TC2000(旧スーパーTC2000)の最終第12戦は、早朝からの雨で伏兵が躍動したファイナルで、昨季王者シボレーYPFチームのアグスティン・カナピノ(シボレーYPFクルーズ)が最終ラップの大逆転劇で勝利を収めたかに見えた。
しかしコミッショナーは「競合に対する危険な動き」としてトップチェッカーの追い抜きを断じ、1ポジション降格のペナルティを課したため、代わって2位フィニッシュを果たしたTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのジュリアン・サンテロ(トヨタ・カローラSTC2000)が勝利を手にしている。