ストロール10位「アルファロメオとの差が拡大してしまい残念」アストンマーティン/F1第21戦決勝

 2022年F1ブラジルGP決勝で、アストンマーティンのランス・ストロールは10位を獲得した。アストンマーティンは、コンストラクターズ選手権6位をかけて、アルファロメオと戦っているが、ブラジル終了時点でアルファロメオが55ポイント、アストンマーティンは50ポイントで、この2戦の間にその差がわずかながら広がりつつある。

ガスリー、レース後のペナルティで14位「全力を尽くしたがペースがなかった。最終戦でハースをとらえたい」/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは14位だった。12番手でフィニッシュしたが、ピットレーンの速度違反(80km/hに定められているところ、81.8km/hを出した)で、5秒のタイムペナルティを受け、14位に降格された。今回のペナルティにはペナルティポイントは含まれない。

ハミルトン、クラッシュを乗り越えチームに1-2をプレゼント「皆のために諦めなかった。来年につながる結果」/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位を獲得、優勝したジョージ・ラッセルとともに、チームに1-2をもたらした。

 2番グリッドからスタートしたハミルトンは、序盤のセーフティカー後のリスタートで、追い越しをかけてきたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触、8番手まで落ちてしまった。フェルスタッペンには、このインシデントに関して大部分の責任があるとして、5秒のタイムペナルティが科された。

ルクレールがサインツとの順位入れ替えを懇願も、フェラーリは応じず「ふたつの点でリスクがあった」と代表/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは4位、カルロス・サインツは3位だった。

 ルクレールはレース序盤、ランド・ノリス(マクラーレン)にヒットされ、コースオフ。幸いピットに戻ることができ、フロントウイングおよびタイヤを交換して復帰するが、最後尾に落ちてしまった。サインツは、捨てバイザーがブレーキダクトに引っかかり、右リヤブレーキの温度が上がってしまったため、予定より早く緊急ピットインをせざるを得なかった。しかしふたりともその後は順調にポジションを上げ、メルセデス2台に続く3、4位を獲得した。

レッドブル&HRC密着:順位を戻さなかったフェルスタッペン「今度は協力する」と約束。代表は憤るペレスに謝罪

 F1第21戦ブラジルGP土曜日のスプリントに続いて、日曜日の決勝レースでもメルセデスに完敗したレッドブル。3番手からスタートしたマックス・フェルスタッペンはルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触によって6位、チームメイトのセルジオ・ペレスは7位に終わった。今シーズン、レッドブルが表彰台を逃したのは開幕戦バーレーンGP以来だった。

 しかし、このレースで多くの人々の注目を集めたのは、レッドブルが敗れたことよりも、レース終盤にかわされたふたりのドライバーとチームとの無線内容となった。

レッドブルF1代表、ペースに落胆も、ドライバー同士の関係には懸念なし「すでに和解。マックスは次はチェコを助ける」

 2022年F1ブラジルGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6位、セルジオ・ペレスは7位だった。

 フェルスタッペンはペレスのランキング2位獲得のために協力することを拒否して「拒むには理由がある」と主張、ペレスは、返してもらえると思ったポジションをフェルスタッペンが返さなかったことで「彼が本当はどういう人間か分かった」と憤り、チーム内のテンションが高まった。ペレスに謝罪したホーナー代表は、その後、チーム内で話し合いを行い、問題は解決したと述べている。

【角田裕毅F1第21戦密着】周回遅れでも規則により同一周回に戻れず。再開後は全車の青旗を受ける状況にチームも不満

 F1第21戦ブラジルGPの日曜日、アルファタウリは角田裕毅のパーツを交換した。交換したのは、フロアとフロントウイング、リヤウイングだった。現在のF1マシンはフロアと前後のウイングでダウンフォースを発生させている。金曜日からグリップ不足に悩まされていた角田は15番手に終わったスプリントの後、チームと相談して交換を決断した。

 チームによれば、「ユウキは週末を通してマシンに満足していなかった。後方からのスタートとなるので、レースでチャンスを与えるためにピットレーンからのスタートを覚悟したうえで、最良の選択を行った」という。

「彼が本当はどういう人間なのか分かった」ペレス、ポジションを返さなかったフェルスタッペンに怒り/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは7位を獲得した。4番グリッドからポジションを守って走行、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の接触の後、2番手に繰り上がった。

 セカンドスティントの終盤にハミルトンに抜かれて3番手に。ソフトタイヤのセットが残っていなかったペレスは最終スティントでミディアムを装着。その後、セーフティカーが出動、リスタート後にペレスはソフトタイヤ勢に抵抗できず、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に連続して抜かれた。

チームオーダーに背きペレスへの協力を拒んだフェルスタッペン「理由は過去に起きたことと関係」レッドブル/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、レース序盤の接触とペナルティが影響し、6位という結果だった。

 レース序盤のセーフティカー後のリスタートで、フェルスタッペンは前を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)に仕掛けた際に接触、フロントウイングの一部を失い、ピットに入らなければならなかった。このインシデントについて、スチュワードは、大部分の責任がフェルスタッペンにあるとして、5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2を科した。