角田裕毅「セーフティカー時にアンラップを許されず最下位フィニッシュに」FIAのシステム上の問題が影響/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は17位という結果だった。

 角田は15番手グリッドからスタートする予定だったが、決勝前にフロア、フロントウイング/ノーズのアセンブリー、リヤウイングを交換したことで、ピットレーンからのスタートになった。これについて、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、「裕毅は今週末ずっとマシンから競争力のあるラップタイムを引き出すことに苦労していたため、我々は、セットアップを変更し、ピットレーンからスタートするという難しい判断を下した」と説明している。

初優勝のラッセルが感涙「セーフティカーで不安になったが、うまくリードを守れた。言葉にならない」/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルはグリッド最上位から初優勝を達成、感動の涙を流した。ラッセルはレース中のファステストラップ(1分13秒785)も記録している。

 金曜予選で3番手、土曜スプリントで勝利し、決勝のグリッド最上位を確保。71周のレースのなかで、ピットインの際を除いて一貫してトップを走行、後半のセーフティカー後のリスタートも乗り切り、勝利を飾った。

完璧なレース運びでラッセルがF1初優勝を飾る。メルセデスが2年ぶりの1-2【決勝レポート/F1第21戦】

 2022年F1第21戦ブラジルGPの決勝が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がF1での初優勝を飾り、同時にメルセデスへ今シーズンの初勝利をもたらした。2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は17位だった。

 土曜日に行われた24周のスプリントではラッセル、ハミルトンが1番手、3番手と、メルセデスの速さが際立った。2番手のサインツがエンジン交換で5グリッド降格となったことで、決勝レースはメルセデス2台がフロントロウを独占した。これは昨年の第21戦サウジアラビアGP以来のことだ。今季ここまで0勝のメルセデスが、ついに初勝利を挙げるだろうか。

ジョージ・ラッセルがF1初優勝【順位結果】2022年F1第21戦ブラジルGP決勝

 2022年F1第21戦ブラジルGPの決勝が行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルがF1初優勝を飾った。2位にはチームメイトのルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが今季初優勝と2020年エミリア・ロマーニャGP以来のワン・ツーフィニッシュを飾っている。3位にはカルロス・サインツ(フェラーリ)が続き、角田裕毅(アルファタウリ)は17位完走を果たしている。

F1第21戦ブラジルGPスプリント トップ8ドライバーコメント(2)

 2022年F1第21戦ブラジルGPのスプリントが行われ、1番手〜4番手のドライバーが土曜日を振り返った。1番手〜4番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。

F1第21戦ブラジルGPスプリント トップ8ドライバーコメント(1)

 2022年F1第21戦ブラジルGPのスプリントが行われ、5〜8番手のドライバーが土曜日を振り返った。5〜8番手のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。

ガスリー、スプリントで10番手「最大の結果を出せたと思う。ここからポイント獲得を目指す」アルファタウリ/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGPの土曜スプリントで、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは10番手を獲得した。

 スプリント後、ガスリーは、スタート前のレコノサンスラップにおいて不必要に低速に走った疑いで審議対象となった。調査の結果、スチュワードは、グリッドのSCライン1のすぐ後に人がいたという事実を考慮し、ガスリーへの措置は警告とした。ペナルティポイントの加算はなかった。

フェルスタッペンと接触したサインツ「申し訳なかったと思うが、これもレース」フェラーリ/F1第21戦スプリント

 2022年F1ブラジルGPの土曜スプリントで、フェラーリのシャルル・ルクレールは6番手、カルロス・サインツは2番手を獲得した。サインツはエンジンペナルティで日曜決勝で5グリッド降格されることが決まっており、土曜時点の暫定グリッドでは7番グリッドが与えられている。これに伴い、ルクレールは5番グリッドに繰り上がる予定だ。

ハミルトン、8番手から2番グリッド獲得「明日、チームに1-2をプレゼントできたら夢のよう」/F1第21戦スプリント

 2022年F1ブラジルGPの土曜スプリントで、メルセデスのルイス・ハミルトンは8番グリッドから3番手でフィニッシュした。1番手はチームメイトのジョージ・ラッセルだった。2番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)はエンジンペナルティで降格されるため、ハミルトンは決勝で2番グリッドに繰り上がり、メルセデス2台がフロントロウからスタートすることになる。

スプリントで勝利を挙げたラッセル「アップデートが好調だが、これほどペースがいいとは思わなかった」/F1第21戦

 2022年F1ブラジルGPの土曜スプリントで、メルセデスのジョージ・ラッセルは3番グリッドからソフトタイヤでスタートし、トップでフィニッシュした。

 24周のスプリントレースの3周目、ラッセルはケビン・マグヌッセン(ハース)を抜いて、2番手に。ミディアムタイヤのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)との差を縮めていき、15周目に前に出てトップに立った。その後は後続から脅かされることなくレースをリード、2番手カルロス・サインツ(フェラーリ)に3.995秒差を築いてトップでチェッカーを受けた。