ルクレールと接戦を繰り広げたペレスが2位「最後まで懸命にプッシュして、プレッシャーをかけ続けた」/F1日本GP

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースが行われ、レッドブルのセルジオ・ペレスは2位でレースを終えた。

 4番グリッドからスタートしたペレスは、スタート直後にカルロス・サインツ(フェラーリ)が単独クラッシュによりリタイアしたことで3番手に浮上。その後も3番手を走行し続け、終盤にはペースの落ちたシャルル・ルクレール(フェラーリ)に追いついた。

レッドブル代表「最後まで得点数が分からなかった。信じられないようなタイトル決定戦」/F1日本GP

 2022年F1日本GP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが自身2度目のF1ドライバーズタイトルを獲得した。フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは2位で、チームは1-2を飾った。

■レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー

 何というレースだ! (レースが短縮されたため)終盤になっても、フルポイントが与えられるのかどうかはっきりとは分からずにいた。あのようなフィニッシュになるとは、信じられないほど素晴らしいことだ。

【角田裕毅/日本GP密着】スタートで入賞圏内まで順位を上げるも、ウエットのペースに苦戦「やれることはやったけど、悔しい」

 3年ぶりの開催となった2022年F1第18戦ホンダ日本GP。決勝レースはあいにくの雨模様となり、約2時間もの赤旗中断がある波乱のレースとなった。

 そんななか、初の母国グランプリを迎えた角田裕毅(アルファタウリ)は、スタートで9番手に浮上しポイント獲得の期待もあったが、レース後半に新しいインターミディエイトタイヤに交換したことでポジションを落とし、最終的に13位でフィニッシュ。日本GPでのポイント獲得は叶わなかった。

角田裕毅、母国入賞が叶わず落胆も「ファンの皆に心から感謝。ホームGPの週末を楽しめた」/F1日本GP

 2022年F1日本GP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は13位で完走した。

 ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、角田の一日を振り返り、次のように語った。

「彼はファーストスティントでは(ランド・)ノリス(マクラーレン)の後ろで時間を失った。(ニコラス・)ラティフィ(ウイリアムズ)に引っかかっているグループにアタックできるよう、2セット目のインターを履かせるため、彼をピットストップさせることを決めた。裕毅は素晴らしいオーバーテイクを何度も繰り返し、ポジションを上げていった。だが、残念ながらポイント獲得には至らなかった」

渡辺康治HRC社長がフェルスタッペンのF1タイトル獲得を祝福「鈴鹿で確定の瞬間を目の当たりにし興奮。全関係者に感謝」

 2022年F1第18戦日本GPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝し、ドライバーズタイトルを獲得した。これを受けて、本田技研工業株式会社 執行職 コーポレートコミュニケーション統括部長 兼 HRC代表取締役社長渡辺康治氏がコメントを発表した。

 雨に見舞われ、途中赤旗中断もあったレースで、フェルスタッペンはポール・トゥ・ウインを決め、2年連続でのF1タイトルを獲得した。

【渡辺康治HRC社長インタビュー前編】HONDAロゴ復活はレッドブルとの強い絆の証。一方で「2026年以降の話とは無関係」

 2022年のF1第18戦日本GPには、たくさんの海外メディアもやってきた。3年ぶりの日本、そして鈴鹿サーキットが本当に待ち遠しかったと彼らは口を揃えた。

 一方で旧知のジャーナリストたちからは、『ところでホンダは、どうするんだ』という質問を受けた。昨年限りで公式に『HONDA』は参戦を終了したが、今年はレッドブル陣営に『HRC(ホンダレーシング)』としてパワーユニット(PU)に関する技術支援をしている。その契約自体、当初は1年限りの予定が2025年まで延長された。一方で、契約間近と思われていた2026年からのレッドブルとポルシェの提携交渉も決裂してしまった。

3年ぶりの2022年F1日本GPに3日間で計20万人が来場。雨の決勝日は9万4000人を動員

 10月7~9日に三重県の鈴鹿サーキットで行われた2022年F1第18戦日本グランプリ『Honda 日本グランプリレース』。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった今大会には、3日間で計20万人が来場した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020、2021年の開催が中止に追い込まれていたF1日本GP。迎えた2022年は、いまだにコロナ禍の影響がのこるものの、母国GPを迎えた角田裕毅(アルファタウリ)が初凱旋するなど、3年ぶりに鈴鹿サーキットにF1マシンが戻ってきた。

【やったぜホンダ!!】大波乱の鈴鹿で大歓喜!! フェルスタッペン2度目のF1世界王者に輝く

 2022年10月9日、三重県の鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリで、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手がみごと2度目のF1世界王者に決定した。大雨で中断のレースの末、射止めた世界王者。  とにもかくにもめでたい!!! おめ…

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2022年F1王座に就いたフェルスタッペン「ホンダと日本のファンの前でタイトルを決められたのは特別なこと。最高の気分」

 2022年F1日本GP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは優勝し、2022年ドライバーズタイトルを確定させた。

 雨のなかレースはスタートしたが、複数のクラッシュが起きたことで、2周で赤旗中断に。長時間の中断を経て、レースは再開され、周回数ではなく時間制限のなかで実施された。

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが大雨の鈴鹿で初優勝、ドライバーズ選手権2連覇を達成【決勝レポート/F1日本GP】

 2022年F1第18戦日本GPの決勝が行われ、オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが優勝し、2022年シーズンのチャンピオンに輝いた。2位はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は13位だった。

 日本GP決勝当日は、正午過ぎから雨が降り始め、午後2時のスタート時点では雨足がさらに強くなってきた。レース中の降水確率は100%。強弱はあるものの、終始雨が降り続ける可能性が高い。気温17.5度、路面温度21.8度という低温コンディション。路面グリップの高さからすれば、スタートタイヤはインターミディエイトが定石だが、かなりズブ濡れ状態であり、フルウエットタイヤで出走するドライバーもいそうだ。