F1ブラジルGP土曜スプリントにおいて、複数のドライバーがレギュレーション違反の疑いありとして、調査対象になった。スプリントを3番手でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(メルセデス)もそのひとりだったが、調査の結果、処分なしとの裁定が下り、日曜決勝を2番グリッドからスタートできることとなった。また、出場停止の危機にあるピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、違反を犯したものの警告を受けるにとどまり、ペナルティポイントの加算はなかった。一方、チームメイトのエステバン・オコンとの接触において、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)には5秒のタイムペナルティが科された。
接戦を制したラッセルが逆転でトップフィニッシュ。決勝はメルセデス勢が最前列からスタートへ【スプリントレポート/F1第21戦】
2022年F1第21戦ブラジルGPのスプリントが行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップでフィニッシュした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。
ブラジルGPのスプリントレースは、完全ドライ路面で行われた。現地時間午後4時半の時点で天候は晴れ、気温22.9度、路面温度35度のコンディション。
【順位結果】2022年F1第21戦ブラジルGPスプリント
2022年F1第21戦ブラジルGPのスプリントが行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップでフィニッシュした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。
F1 Topic:降雨前にインターでコースインしたルクレールに大きなデメリット。フェラーリは4年前にも同じミス
F1第21戦ブラジルGPの予選で、ハースが的確な判断でケビン・マグヌッセンの初ポールポジション獲得をサポートしたのに対して、やってはならないミスを犯してシャルル・ルクレールを予選10番手に終わらせたのがフェラーリだった。
Q3が始まる直前、インテルラゴスに雨雲が迫っていた。ここでフェラーリはルクレールにインターミディエイト(雨用と晴れ用の中間)タイヤを履かせてコースインさせた。
F1ブラジルGP FP2:ロングランがメインのセッションでオコンがトップ。ポールのマグヌッセンは9番手
2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行2回目が行われ、エステバン・オコン(アルピーヌ)がトップタイムをマークした。2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は12番手だった。
今季3回目のスプリント形式となるブラジルGP。初日のFP1は快晴の下行われたが、雨が降ったり止んだりのトリッキーなコンディションだった予選では、ケビン・マグヌッセン(ハース)がキャリア初ポールポジションを獲得するというまさかの結果となった。
【タイム結果】F1第21戦ブラジルGPフリー走行2回目
2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行2回目が行われ、エステバン・オコン(アルピーヌ)がトップタイムをマークした。2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は12番手だった。
F1 Topic:マグヌッセンの初ポールを支えた経験豊富なエンジニア。かつての戦友とハースでタッグ
F1第21戦ブラジルGP予選Q3の1回目のアタックを終えた直後に、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がコースアウトして赤旗が出されたため、ピットレーンへ向かっていたケビン・マグヌッセン(ハース)は無線で、自分のポジションを確認した。すると、レースエンジニアから「君が暫定ポールポジションだよ」という信じられない答えが返ってきた。
「冗談だろ?」とつぶやくマグヌッセンに、「冗談じゃないよ。このまま予選が終わったら、今日は君がみんなに夕食をおごらなきゃならないな」と返事を送ったのが、現在マグヌッセンを担当しているマーク・スレードだった。
【F1第21戦木曜会見】スプリントは「安全に走る傾向になる」とフェルスタッペン。来季に向け改善策の話し合いに前向き
今季ここまで20戦を戦ってきて、新レギュレーションについて、ドライバーたちはどう思っているのだろう。
Q:今シーズンも終盤となり、あなた方はほぼすべてのサーキットを今季のマシンで走りました。その経験を基に、新レギュレーションについての考えを聞かせてください。
マックス・フェルスタッペン:間違いなく、レース自体はよくなった。でもコースによっては、相変わらずオーバーテイクは難しい。それが規約変更の主な目標だったんだけどね。もちろん、改善できることは常にある。クルマの乗り心地はとても硬くて、今でも跳ねてしまう。でも全体的には、かなりいいルール変更だと思う。
2022年F1第21戦ブラジルGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2022年F1第21戦ブラジルGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手のドライバーが金曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはケビン・マグヌッセン(ハース)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
2022年F1第21戦ブラジルGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第21戦ブラジルGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはエステバン・オコン(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)だ。