サインツ、パフォーマンス改善の理由は「スタイルを変え、好みに合わせてF1-75を微調整した」からだと語る

 カルロス・サインツは、フェラーリのF1-75の開発過程のおかげで、今夏の彼の結果が改善されたのではないかという意見を一蹴した。

 チームメイトのシャルル・ルクレールは、2022年シーズンの序盤に2戦で優勝し、シーズン序盤ではサインツを一貫して上回っていた。しかしその後サインツはパフォーマンスを上げることができ、初夏のイギリスGPではF1初優勝を飾った。

F1マネージングディレクターのロス・ブラウンが正式に引退を表明「これからはソファでF1を見る」

 F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターの役割を6年間務めたロス・ブラウンが、F1の世界から引退することを正式に表明した。

 現在68歳のブラウンは、2022年シーズン末で引退する計画であることを以前明かしていたが、11月28日に掲載されたFormula1.comの連載コラムにおいて、それを正式に認め、別れのメッセージを綴っている。

「我々はまだベッテルの最後を見ていない」元王者ヒル、ベッテルが何らかの形でF1に復帰すると予想

 元F1チャンピオンのデイモン・ヒルは、F1を引退したセバスチャン・ベッテルについて、ある程度日常生活の空間を味わい、全体的なことを考えた後に、「なんらかの形で」F1に戻ってくると考えている。

 F1最終戦が行われたアブダビで、ベッテルはふさわしい最後を飾った。彼はモータースポーツの最高峰で15年を過ごし、その間にF1で53回の優勝を挙げ、4回のタイトルを獲得した。ベッテルは祝賀や賛辞、見送りに満ちた感動的な週末を、10位にふさわしい走りをして締めくくり、キャリア最後のチャンピオンシップポイントを獲得した。

ヘルムート・マルコ、いつでもレッドブルF1を離れられると認めるも「情熱はまだ燃えている」と意欲を見せる

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、あと4カ月で80歳になる。マルコはいつでも職務から退くことができるが、生涯にわたるモータースポーツへの情熱は「今も燃えている」と認めている。

 最近レッドブルの共同創設者ディートリッヒ・マテシッツが死去したことで、同社では後継者育成計画が実施されているが、必然的にマルコ自身の将来も問われている。しかしレッドブルのF1事業と、若手へのスポンサーシップを監督するマルコは、スピードを落とす兆しを見せていない。そうできたとしてもだ。

アルピーヌ加入は「キャリアのなかで最良の判断」とドゥーハン。F1に近づいたと語るも、2023年はF2に専念

 ジャック・ドゥーハンは、アルピーヌのアカデミーに加入したことを「自分のキャリアで最良の決断」だと認めている。これにより2024年にF1に昇格できる可能性があるからだ。

 ドゥーハンは2017年にレッドブル・ジュニア・チームに参加したが、昨年末に離脱してアルピーヌ・アカデミーに加入した。そして今年はビルトゥジ・レーシングからFIA F2選手権に参戦。ドゥーハンは3回の優勝と6回の表彰台を獲得した。アルピーヌはドゥーハンの育成スピードを速めることを決め、メキシコGPとアブダビGPのフリー走行1回目に彼を起用した。

ミハエル・シューマッハーのフェラーリF2003-GAが約21億円で落札。現代F1マシンとしては最高額

 2003年のタイトル獲得から約20年、ミハエル・シューマッハーのフェラーリF2003-GAが今月注目を浴びた。オークションにおいて現代F1マシンとしては史上最高額で売却されたためだ。

 フェラーリとシューマッハーにコンストラクターズおよびドライバーズタイトル獲得をもたらした、2003年のF2003-GAが、ジュネーブのRMサザビーズのオークションに登場。オークション当日を前に、落札額はシューマッハーの2001年型フェラーリF2001を150万ドル(約2億円)を上回る900万ドル(約12億円)ほどになるものと見込まれていた。

F1技術解説:アブダビGP(1)タイヤに厳しいはずのフェラーリがレッドブル/ペレスに勝てた理由

 2022年F1第22戦アブダビGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。今回は、ドライバーズランキング2位争いを繰り広げたシャルル・ルクレール(フェラーリ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)の戦いに焦点を当て、なぜルクレールがペレスに勝てたのかを探る。

「ベッテルはレッドブルF1のトップマネジメントに適している」とマルコ。幹部としての復帰に期待

 レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、2022年末でF1から引退したセバスチャン・ベッテルを、将来チーム幹部としてレッドブルに復帰させるというアイデアを持っている。現時点ではひとつの可能性に過ぎないものの、ベッテルともそれについての話をしたという。

 ベッテルはレッドブル時代の2010年から2013年に4度のF1タイトル獲得を達成、その後、フェラーリ、アストンマーティンを経て、2022年をもってF1ドライバーとしてのキャリアを終えることを決めた。

ホンダサンクスデーは大盛況のうちに幕を閉じる。フェルスタッペンにNSX タイプSの贈り物

 11月27日、3年ぶりに栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された『ホンダレーシングサンクスデー2022』は予定されていたイベントの全プログラムを終了し、無事にフィナーレを迎えた。

 晴天に恵まれたモビリティリゾートもてぎではさまざまなイベントが開催された。8時00分から行われたサーキットサファリやグリッドウォークを皮切りに、『CBR Fireblade 30th Anniversary オーナーズパレード』や『TYPE R 30th Birthday オーナーズパレード』が行われた。

ホンダF1サウンドがもてぎに響き渡る【ホンダレーシングサンクスデー2022フォトギャラリー】

 11月27日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催された『ホンダレーシングサンクスデー2022』。3年ぶりのもてぎでの開催が実現した今回のイベントでは、2021年のF1ドライバーズタイトルを獲得したレッドブル・ホンダRB16Bと、2020年にピエール・ガスリー(アルファタウリ)がイタリアGPで初優勝を飾ったアルファタウリ・ホンダAT01の2台のF1マシンが走行した。

 ここでは、ホンダレーシングサンクスデー2022のF1デモ走行の様子やF1関連の写真をフォトギャラリーでお届けする。