映画制作会社設立のハミルトン、F1引退後のセカンドキャリアに向けて地固め

 7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンが、自身の映画制作会社Dawn Apollo Films社を立ち上げた。ハミルトンは、当分引退するつもりはないという発言を最近繰り返しているが、F1後のキャリアの土台を築き始めてはいるようだ。

 ハミルトンのビジネス上の関心はファッションや食品、また他のスポーツにも向けられており、今年はアメリカンフットボールNFLのデンバー・ブロンコスの新オーナーグループの一員になった。

5年ぶりの最終決戦、タイトルはどちらの手に。小椋藍はMoto2クラス日本人初の王座獲得なるか/第20戦バレンシアGP

 2022年シーズンのロードレース世界選手権は全20戦で争われ、11月4〜6日にスペインのリカルド・トルモ・サーキットにて開催されている第20戦バレンシアGPでいよいよ最終戦を迎える。これまでの19戦でMotoGPクラス、Moto2クラスともに熾烈なタイトル争いが繰り広げられてきたが、チャンピオン獲得の可能性は各クラスふたりに絞られており、ようやく今回でタイトル争いに決着がつく。そんなタイトル争いを繰り広げる計4人のライダーの王座獲得条件を見ていく。

「娘の成長を見逃してしまう」F1の過密スケジュールに悩むマグヌッセン

 ハースF1のケビン・マグヌッセンはF1日本GPの直前に30歳の誕生日を迎えた。2019年の夏に結婚したマグヌッセンには、妻ルイーズとの間に2021年に娘のローラが誕生した。

 グランプリの開催数が増えつつあり、今年は22戦、2023年には24戦が予定されている。マグヌッセンは、家族と過ごす時間が少ないことを憂慮している。

3戦連続ポール獲得のマルティン「タイムアタック以上にペースに満足」/MotoGP第20戦バレンシアGP予選トップ3コメント

 MotoGP第20戦バレンシアGPの予選がスペインのリカルド・トルモ・サーキットで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したホルヘ・マルティン(プリーマ・プラマック・レーシング)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)が会見に出席。予選日を振り返り、2022年シーズン最終戦の決勝レースに向けた展望を語った。

今年は岡崎で。かつて札幌ドームで実施されたスーパーSSとは【読んで得するラリージャパンWRC基礎講座5】

 11月10~13日、愛知と岐阜の両県においてWRC世界ラリー選手権最終戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が開催される。日本でのWRC開催は2010年が最後であり、実に12年ぶりのカムバックとなる。この間にシリーズのトップカテゴリーにトヨタが参戦を開始し、今季は3つの選手権で連覇を達成。チャンピオンとして母国ラリーに凱旋する。本企画は、そんなラリージャパンをいっそう楽しく見るために、中継やレポート等でよく見聞きする基礎的なラリー用語を解説していくもの。厳選した30個のワードを計10回にわけて紹介していくラリー講座の折り返し、第5回はスペシャルステージとスーパーSS、セレモニアルスタートについて解説しよう。

13.スペシャルステージ