【動画】マシン炎上とWRC2新王者誕生、勝田貴元の力走も。5つの出来事で振り返るラリージャパン

 北海道で行われた2010年以来、12年ぶりの“復活”を果たし11月10~13日に愛知県と岐阜県で開催された『ラリージャパン』を振り返る動画が、WRC世界ラリー選手権の公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@wrc)で公開されている。

 動画のタイトルに『Top 5 Moments』とあるように、このムービーはWRC日本ラウンドが行われた週末において、象徴的な瞬間や出来事をピックアップしたものとなっている。その最初に登場するのは、デイ2のオープニングステージとなったSS2でクルマを壊してしまったカエタン・カエタノビッチのクラッシュシーンだ。

フェラーリF1代表、2023年以降の去就は「私が決めることではない」と明確な返答を避けるも楽観的な姿勢

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、チームでの今後について「楽観的」と語るも、最終決定権は自分にはないと認めている。

 イタリアの『Gazzetta dello Sport』紙が、今シーズン後半のフェラーリのパフォーマンスが期待外れだったため、ビノットがフェラーリF1の代表の座に留まることができるか疑問を呈したことで、退任のうわさが表面化した。同紙によると、フェラーリは現在アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールをビノットの後継者に考えているという。

リカルド、レッドブルF1との契約は「まだ決まっていない」と明かす。代表はマーケティング面での活動にも期待

 ダニエル・リカルドはレースから1年間離れることを望んだが、2023年にレッドブルのサードドライバーとしてF1への関わりを続けることは「次善の策」だと考えている。

 今週初め、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、リカルドが8回のグランプリ優勝のうち7回を飾ったレッドブルに戻るだろうと示唆したが、クリスチャン・ホーナー代表は、チームと彼の間の契約はまだ締結されていないことを明らかにした。

初参戦の三菱ラリーアートは上々のスタート。アジアクロスカントリーラリー2022がタイで開幕

 11月21日、AXCRアジアクロスカントリーラリー2022がタイ、ブリーラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで開幕した。6日間に及ぶ過酷なラリーに『ミツビシ・トライトン』のT1仕様を投入して初参戦するチーム三菱ラリーアートは、105号車を駆るチャヤポン・ヨーターが総合5番手、チームメイトの118号車リファット・サンガーが総合6番手、両名をサポートする119号車のサクチャイ・ハーントラクーンは総合15番手で初日のSS1を終えている。

 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて2020年、2021年と2年連続で中止に追い込まれたAXCR。例年は8月に行われるイベントだが、今年は11月に日程を変更したうえで3年ぶりの開催が実現した。

アブダビでピレリのF1タイヤテストを実施。ガスリー、アロンソらが新チームから参加へ

 各F1チームは2022年シーズン最終戦アブダビGPの後もヤス・マリーナ・サーキットに留まり、ピレリのタイヤテストを共同で行う。このテストに参加する10チームのドライバーラインアップが概ね明らかになった。

 各チームは2台のマシンを用意し、1台はレギュラードライバーに、もう1台はルーキーに割り当てるが、双方とも、ピレリが開発しているハードコンパウンドを含む、2023年型タイヤの最終仕様の評価において重要な役割を担う。なお、このテストはチームを移籍する一部のドライバーや新たに昇格した若手が、新しいチームやチームメイトに慣れるための機会でもある。