GTワールドチャレンジ・アジア第5ラウンド岡山のエントリー発表。新たに2車種が登場へ

 9月19日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、9月23〜25日に岡山国際サーキットで開催される第5ラウンドのエントリーリストを発表した。22台が参戦し、新たに2車種が登場することになった。

ウィル・スティーブンス、アキュラ陣営のWTRと決別も2023年LMH/LMDhのシートはすでに確保

 ウィル・スティーブンスは、今シーズンのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のミシュラン・エンデュランス・カップのうち2ラウンドでドライバーを務めたウェイン・テイラー・レーシング(WTR)と決別したことを明らかにした。

 スティーブンスはWTRの10号車アキュラARX-05の追加ドライバーとしてシーズン序盤のデイトナ24時間とセブリング12時間に参戦したが、10月1日に行われるシーズン最終戦のプチ・ル・マンでは、既報のとおりトヨタのWEC世界耐久選手権ドライバーでもあるブレンドン・ハートレーがスティーブンスに代わって10号車陣営に加わる。

【全ドライバー独自採点/F1第16戦】話題をさらったルーキー、デ・フリース。急な代役出場で非の打ち所がない走り

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はイタリアGPでの戦いぶりを振り返る。

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■評価 10/10:準備不足の状態で完璧なパフォーマンスを発揮したデ・フリース

ニック・デ・フリース(ウイリアムズ):予選13番手/決勝9位

 ルーキーのニック・デ・フリース(ウイリアムズ)が話題をさらった週末だった。イタリアでアレクサンダー・アルボンの病欠により思わぬチャンスが訪れ、夢のようなデビューを飾ったデ・フリース。5月のスペインGPにおいてウイリアムズからFP1走行を経験した後、フランスではメルセデスから、イタリアではアストンマーティンからFP1に参加した。とはいえ、ウイリアムズに関する最新情報は知らず、ピレリC4タイヤでの経験もなく、もちろんF1レースで走ったこともない。そんな彼がFP3で36分走っただけで、予選に臨まなければならなかった。

スーパーGT第7戦オートポリスのエントリーリストが発表。前戦から3チームがドライバーを変更

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは9月19日、大分県のオートポリスで10月1~2日に開催する2022年シーズンの第7戦『FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE』のエントリーリストを発表した。前戦に引き続き、GT500クラスが15台、GT300クラスが27台の計42台が参加を予定している。

 GT500クラスのチーム、ドライバーの顔ぶれは9月17~18日に開催された第6戦SUGOから変化はない。一方、GT300クラスでは3チームにドライバー変更があった。