今オフ移籍確定のタナクがヒョンデの3年間を振り返る。将来については「まだ契約していない」/WRC

 ヒョンデ・シェル・モビスWRTのオット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1)は11月10~13日、日本で開催されたWRC世界ラリー選手権第13戦『ラリージャパン』で、僚友ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)に次ぐ総合2位となった。彼は今季最終戦となった同イベントにおいて、3年間過ごしたヒョンデチームでのプログラムにピリオドを打った。

 このエストニア人は2019年、当時トミ・マキネン代表が率いていたTOYOTA GAZOO Racing WRTで自身初となるドライバーズタイトルを獲得。その翌年、マルチタイムスチャンピオンとなるべく、ドイツはアルゼナウに拠点を置くチームに籍を移した。

チームメイトも勝田を祝福。「貴元がホームで表彰台に上れて本当に嬉しい」/WRC第13戦日本 デイ4後コメント

 11月13日(日)、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』の競技最終日、デイ4のSS15~19が行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合優勝を飾った。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は初のWRC母国戦で3位表彰台を獲得している。12年ぶりの“復活”開催となったラリージャパン、4日間にわたるラリーを戦ったドライバーたちのコメントが各チームから発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

ヌービル「来年はもっと強くなりたい」勝田「本当に特別な日です」【ラリージャパン・トップ3会見】

 愛知県と岐阜県で開催されたWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』。11月13日、ラリー最終日の戦いを終えて今戦の勝者となったティエリー・ヌービル、2位のオット・タナク、母国ラリーで3位を獲得した勝田貴元、そして優勝マニュファクチャラーであるヒョンデのチーム副代表ジュリアン・モンセが会見に登場しそれぞれの想いを語った。

優勝:ティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)

今季初優勝狙うエバンス、2番手に後退も「まだタイム差は小さい」/WRC第13戦日本 デイ3後コメント

 11月12日(土)、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』の競技3日目が、愛知県豊田市の豊田スタジアムを中心に開催され、総合2番手につけていたヒョンデ・シェル・モビスのティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)が総合首位に浮上した。デイ3を戦い終えたドライバーたちのコメントがトヨタ、ヒョンデ各陣営から発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

マシン炎上のソルド「できることはすべて試したが、不可能だった」/WRC第13戦日本 デイ2後コメント

 11月11日(金)、WRC世界ラリー選手権第13戦『ラリージャパン』の競技2日目が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立った。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合5番手につけている。前日のSS1から今朝のSS4にかけて、4ステージ連続で競技がキャンセルされる異例の展開となったデイ2を戦った選手たちのコメントが、各陣営から発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

【いざ、ラリージャパン2022】注目の参戦ドライバー紹介/Vol.6『オット・タナク』

 いよいよ日本に帰ってくる、ラリージャパン。WRC世界ラリー選手権『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が、11月10~13日にシーズン最終戦として愛知県と岐阜県を舞台に開催される。北海道での開催以来、実に12年ぶりのカムバックとなる日本での世界選手権を楽しみ尽くすべく、ここではエントリーリストに名を連ねる有力参戦ドライバーや、今季より導入の最高峰“Rally1(ラリー1)”クラスの最新ハイブリッド車両の成り立ちや個性を紹介する。その第6回は東欧エストニア出身の先輩による推挙を受け、フォード系ドライバーとして経験を積んだ後にTOYOTA GAZOO Racing WRT(ワールドラリーチーム)に加入、自身初のドライバーズチャンピオンに輝いた現ヒョンデ・シェル・モビスWRTの【オット・タナク】にスポットを当てる。

新王者ロバンペラ「思いきりプッシュし、最後に良い結果を」/2022WRC第13戦日本 事前コメント

 北海道時代の2010年を最後に途絶えていたラリージャパンの歴史が、いまふたたび動き出す。11月10日(木)から13日(日)にかけて、2022年WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が愛知県と岐阜県で開催される。実に12年ぶりとなるWRC日本ラウンドは、愛知県豊田市の豊田スタジアムを拠点に全19本のSSで争われる。新しい地域での新しいターマック(舗装路)ラリーであるため、誰にとっても未知の戦いとなる。そんな今季最終戦ラリージャパンを前に、最高峰ラリー1クラスを戦うトヨタ、ヒョンデ、Mスポーツ・フォードの各陣営からドライバーのプレビューコメントが届いている。

■Mスポーツ・フォードWRT

オジエ「重要なのはチーム全員でタイトルを勝ちとったこと」/WRC第12戦スペイン デイ3後コメント

 10月23日、WRC世界ラリー選手権第12戦『ラリー・スペイン』の競技最終日デイ3が行われ、競技初日から首位を守ってきたTOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が今季初優勝を飾った。この結果、トヨタの2022年WRCマニュファクチャラーズタイトル獲得が決まっている。そんな今季第12戦の戦いを終えた各陣営からドライバーコメントが発表された。

■Mスポーツ・フォードWRT

オット・タナク、今季限りでのヒョンデ離脱を発表。2023年の契約残るも早期解消

 10月23日、ヒョンデ・モータースポーツは、オット・タナクが「一身上の都合により」2022年シーズン限りで同陣営を離脱することを明らかにした。

 2019年のWRC世界ラリー選手権シリーズチャンピオンであるタナクは、週末に行われた第12戦ラリー・スペインを総合4位でフィニッシュした数時間後、韓国メーカーと袂を分かつ旨を発表。これに続き、所属チームであるヒョンデ・シェル・モビスWRTも声明を発表し、彼が今季限りでチームを離れることを確認した。

2番手浮上のヌービル「首位争いに残りたいと望んでいた」/WRC第12戦スペイン デイ2後コメント

 10月22日、スペイン北東部のサロウを中心に開催されているWRC世界ラリー選手権第12戦『ラリー・スペイン』は競技2日目に突入。デイ2はガス・グリーンスミス(フォード・プーマ・ラリー1)のアクシデントによってキャンセルされたSS11を除く、計6本のSSで争われ、総合首位に立つセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がポジションをキープした。日本人WRCドライバー勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合8番手につけている。そんなラリー・スペインのデイ2後コメントが各チームから発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT