ラウンドごとに長いインターバルを挟んできた2022年TCRオーストラリア・シリーズも、11月11日~13日に“聖地”での最終戦バサースト・インターナショナルの週末を迎え、カンガルーが発見されセーフティカーが導入されたレース1では、ベイリー・スウィーニー(HMOカスタマー・レーシング/ヒョンデi30 N TCR)が今季2勝目をマーク。
世界戦代表のプジョーが勝利。初代王者のアウディも今季11人目の勝者に/TCRオーストラリア第6戦
8月上旬以来の開催となった2022年TCRオーストラリア・シリーズ第6戦サンダウンは、豪雨の週末に3ヒートが争われ、ギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)のアーロン・キャメロン(プジョー・スポールGRMチーム・バルボリン/プジョー308 TCR)が、レース1でポールシッターのジェイ・ハンソン(AWC MPCレーシング/アウディRS3 LMS 2)を出し抜き今季3勝目をマーク。
同じく視界不良の日曜レース2は、ベン・バルグワナ(バーソン・オートパーツ・レーシング/プジョー308 TCR)が最終ラップ最終コーナーの攻防を制し、ファイナルヒートでは2019年の初代王者ウィル・ブラウン(リキモリMPCレーシング/アウディRS3 LMS)が見事なカムバックを披露、今季11人目のウイナーに輝いた。