10月16日、ポルトガル南部のポルティマオ近郊に位置するアルガルベ国際サーキットで開催されたミシュラン・ル・マン・カップにおいて、AFコルセの51号車フェラーリ488 GT3でGT3クラスに参戦した小泉洋史/ケイ・コッツォリーノ組が、クラス優勝を果たした。
接触相手との再戦を“WEC富士で盗んだワザ”で制した木村武史。カーガイ、望外のアジア王座に歓喜/GTWC岡山
9月24〜25日に岡山県の岡山国際サーキットで第9・10戦が行われたファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWS。最終ラウンドとなる岡山戦の土曜日、第9戦でジャパンカップのタイトルを決めたカーガイ・レーシングの木村武史は「日曜日もクリーンなバトルで終わりたい」と話していた。
残るGT3オーバーオール、つまりGTWCアジアにおける最高峰タイトルを争う相手は、トリプルエイトJMR99号車メルセデスAMG GT3のH.H.プリンス・アブドゥル・ラーマン・イブラヒム/ニック・フォスター組。木村も、コンビを組むケイ・コッツォリーノも、土曜日のレース後には「ジャパンカップだけで充分。アジアタイトルも獲れたら、それはでき過ぎ」とは話していたが、3ポイント差に迫る99号車と接戦の最終決戦が繰り広げられる予感は、ひしひしと漂っていた。
だが、迎えた第10戦で待っていたのは「クリーンなレース」という言葉とは正反対の波乱だった。
GTWCアジアは「スーパーGTより疲れる」と藤波清斗。タイトル決めたカーガイ木村武史は「でき過ぎです」
岡山国際サーキットで9月24日に行われたGTワールドチャレンジ・アジア第9戦は、ヨギボー・レーシング27号車フェラーリ488 GT3(横溝直輝/藤波清斗)が今季2勝目を飾った。結果を見ればポール・トゥ・ウインだが、決して“楽勝”ではなかったという。
金曜日の走行ではなかなかペースをつかむことができず、リズムに乗り切れずにいたというヨギボー陣営。「昨日はどうしようかと思ったけど、チームがセットアップを変えてくれて、予選で前に行けたのが大きかった」と横溝は振り返る。
ヨギボー・レーシングのフェラーリがポール・トゥ・ウインを飾る/GTWCアジア第9戦岡山
9月24日(土)、岡山県の岡山国際サーキットでファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWS第5ラウンドのレース1となる第9戦の決勝が行われ、横溝直輝/藤波清斗組ヨギボー・レーシングの27号車フェラーリ488 GT3が第7戦以来となる今季2勝目を飾った。
ルーベンス・バリチェロ、17年ぶりの跳ね馬ドライブへ。フィジケラと組みイタリアGTに参戦
元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロは、今週末にバレルンガで行われるイタリアGT選手権のエンデュランス(耐久)ラウンドで、同じく元F1ドライバーのジャンカルロ・フィジケラと組み、フェラーリのGTカーをドライブすることになった。
スクーデリア・バルディーニのフェラーリ488 GT3 Evoに乗ることが決まったバリチェロは、2000〜2005年のF1参戦時代以来となる、フェラーリでのレース活動を行う。