アレックス・パロウがF1初テスト。2021年型マクラーレンMCL35Mでバルセロナを走行

 インディカードライバー、アレックス・パロウが、母国スペインのバルセロナでマクラーレンの2021年型F1マシンMCL35Mを使ったテストに参加、F1テストデビューを果たした。このテストにはアロウ・マクラーレンSPのドライバー、パト・オワードも参加している。

 マクラーレンは7月に、2021年インディカーチャンピオンのパロウを2023年のマクラーレン・レーシングのドライバーラインアップに加え、F1テストにも参加させると発表。しかしパロウが所属するチップ・ガナッシは彼との来季契約が存在すると主張、この件は訴訟問題にまで発展していた。

自身の去就について「あらゆることを検討している」とリカルド。2024年以降のことも考慮し状況は複雑に

 今シーズン限りでマクラーレンF1チームのシートを失うダニエル・リカルドは、2023年について「すべてがオープンになっている」状態だと明かし、また2023年より後のことも考えているので複雑な状況にあると語った。

 リカルドの今後はいまだ不透明だ。パドックのうわさでは、アルピーヌの空きシートはリカルドにとって選択肢にはならないようであり、そうなると他にはグリッドの下半分のチームのシートしか残されていない。

マクラーレンF1、アレックス・パロウとのテスト契約を発表。今週2021年型MCL35Mでの走行を実施

 マクラーレンは、インディカードライバー、アレックス・パロウとの2023年契約は旧型F1カーでのテストプログラムに関するものであることを発表、今週スペイン・バルセロナで早速2021年型マシンMCL35Mを使用したテストを行うことを明らかにした。パロウがNTTインディカー・シリーズのチップ・ガナッシ・レーシングに残留することも確定した。

 マクラーレン・レーシングは、7月13日、2021年インディカーチャンピオンのパロウを“2023年のマクラーレン・レーシングのドライバーラインアップ”に加えると発表。レース活動とともに、マクラーレンF1チームでのテストも行うと述べていた。しかしその直前にパロウが所属するチップ・ガナッシが2023年に向けてパロウとの契約を延長したと発表しており、契約トラブルが発生、訴訟問題に発展していた。

2022年F1第16戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第16戦イタリアGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ニック・デ・フリース(ウイリアムズ)、周冠宇(アルファロメオ)だ。

ノリス7位「大量得点のチャンスは逃したが、この結果に満足できる」マクラーレン/F1第16戦決勝

 2022年F1イタリアGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは7位で入賞を果たした。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=7位
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ソフト

 いい一日だった。最終的な結果にも大満足だ。レースペースはとても良かった。本当なら5位か6位でフィニッシュできたはずだけど、スタートがうまく行かなくていくつかポジションを下げてしまったんだ。あれは痛かったね。今日は大量得点のチャンスだったのに。