周冠宇が自身初のファステストラップ「この先に向けて自信を持つことができる」/アルファロメオ F1日本GP決勝

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースで、アルファロメオF1チーム・オーレンのバルテリ・ボッタスは15位、周冠宇はウエットコンディションで自身初のファステストラップを記録したものの16位でレースを終えた。

お互いに能力を認め合うボッタス&周、アルファロメオコンビの意外な“大阪”にまつわる共通点【F1日本GPインタビュー】

 10月7日~9日に鈴鹿サーキットで開催される2022Honda F1日本グランプリ。金曜日からのフリー走行を前に、F1ドライバーたちが続々とサーキットに到着し、メディア対応やコースの下見などを行っていた。

 今シーズン、新しいコンビということで注目を集めたバルテリ・ボッタスと周冠宇のアルファロメオ コンビが、木曜日に独占インタビューを実施。日本にまつわる意外な共通点や、お互いの印象などを聞いた。

アルファロメオF1、2023年シーズンも周冠宇を起用。ボッタスとのペアを継続へ

 9月27日、アルファロメオF1チーム・オーレンは、2023年シーズンも周冠宇がチームに残留することを発表した。

 上海出身で現在23歳の周は、今年アルファロメオからF1にデビューし、中国人として史上初のF1ドライバーとなった。デビュー戦の開幕戦バーレーンGPでは10位に入賞し、チームメイトのバルテリ・ボッタスとともにダブル入賞を達成した。

2022年F1第16戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第16戦イタリアGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ニック・デ・フリース(ウイリアムズ)、周冠宇(アルファロメオ)だ。

周冠宇10位「何週間もの厳しい戦いを経て、やっとまたポイントを獲得できた」アルファロメオ/F1第16戦決勝

 2022年F1イタリアGP決勝で、アルファロメオの周冠宇は10位で1ポイントを獲得した。今季ここまでで3回目、カナダ以来の入賞となる。

■周冠宇(アルファロメオ・F1チーム・オーレン)
決勝=10位
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 今日の結果はもちろん、ここ何週間か積み重ねてきた仕事にも、心から満足している。モントリオール以降は厳しい戦いが続いていた。シーズン序盤は競争力が高かったのに、それ以降はパフォーマンスが落ちていたからだ。それだけに、今日こうしてポイント圏内に戻ってくることができて、素晴らしい気分を味わっているし、チームと(スポンサーの)アルファロメオにとっても良い結果だった。