10月21日、WRC世界ラリー選手権第12戦『ラリー・スペイン』の競技初日デイ1のSS1~8が行われ、セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が首位に。総合2番手にカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がつけ、TOYOTA GAZOO Racing WRT勢がワン・ツー体制を築いてみせた。日本人WRCドライバー勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合8番手につけている。
ルノー・ジャポン、WRCラリージャパンに参戦する国沢光宏を支援。サービスパーク入場券のプレゼント企画も
10月21日、ルノー・ジャポンは、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』に参戦するkunisawa.netをサポートすると発表。メカニック派遣のほか、オフィシャルサイトならびにSNSで情報発信を行う。また、ルノー車のラリージャパン参戦を記念し、サービスパーク入場券をプレゼントするキャンペーンも実施するという。
2010年以来、12年ぶりに開催されるWRC日本ラウンドは11月10日から11日にかけて、愛知県と岐阜県で実施される。既報のとおり、今季最終戦として行われる同ラウンドには全38台がエントリーしており、この中の1台が自動車評論家の国沢光宏がドライブするルノー・クリオ・ラリー4だ。
オジエと勝田でトヨタ1-2。雨のシェイクダウンはタイヤ選択で明暗/WRC第12戦スペイン
10月20日、WRC世界ラリー選手権第12戦『ラリー・スペイン』のシェイクダウンが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマーク。8冠王者と0.9秒差の2番手に、日本人WRCドライバー勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)がつけた。
GRヤリス勢がワン・ツーを占めたシェイクダウン・セッションは、小雨が降るなか全長4.21kmのターマック(舗装路)ステージで実施された。
【動画】スバルの最終戦高山は鎌田5位、新井6位で幕。BRZは竹内が優勝&JN3王者に/全日本ラリー
10月15日から翌16日にかけて、岐阜県高山市を中心にJRC全日本ラリー選手権第8戦『第49回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2022』が行われ、スバル陣営は鎌田卓麻/松本優一組(WinmaX DLシムス WRX STI)が総合5位、新井敏弘/田中直哉組(富士スバル AMS WRX STI)は総合6位でフィニッシュした。シーズン最終戦となった同イベントのハイライト動画がスバルの公式YouTubeチャンネル『SUBARU On-Tube』で公開されている。
全8戦で争われた2022年の全日本ラリーにおいて、スバル勢は総合的に苦戦を強いられてきた。そのなかで新井組は第3戦久万高原と第6戦カムイ、さらに第7戦北海道の計3戦で表彰台を獲得するも、優勝にはあと一歩届かず。ターマック(舗装路)イベントであるこの最終戦では有終の美を飾るべく、新しく製作した車両でラリーをスタートした。
WRCスペインに挑む勝田貴元、ターマックに自信を深める「イープルで学ぶことができた」
TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから今季のWRC世界ラリー選手権にフル参戦している勝田貴元。彼はまもなく開幕する第12戦『ラリー・スペイン』に向けて、ターマック(舗装路)での自信を深めておりトリッキーな展開を終わらせようとしている。
ラリー・スペインは10月21日から23日にかけて、同国北東部のリゾート地サロウを中心に開催される。ピュア・ターマックラリーとして、昨年に続き2年連続開催となる同イベントに勝田はこれまで計4回出場しているが、このうちの2回はラリー2(旧R5)車両での参戦だった。
『WRCジェネレーションズ』収録車両、勝田貴元のプレイ動画が公開。Switch版も登場へ
10月20日、3gooは今年11月に発売される人気ラリーゲームの最新作『WRCジェネレーションズ』の収録車両を一部公開するとともに、日本人WRCドライバー勝田貴元による試遊動画を“ゲームプレイトレーラー”として公開した。
WRCジェネレーションズは、FIA国際自動車連盟の公式ライセンスを受けたラリーレーシングゲームで、この2022年シーズンに対応したシリーズ最新作だ。なお、前作までは『WRC10 FIA世界ラリー選手権』のようにナンバリングタイトルとなっていた。
横浜ゴム、アジアクロスカントリーラリー2022に参戦する青木拓磨、塙郁夫にタイヤ供給
10月17日、横浜ゴムは来月21~26日に開催されるAXCRアジアクロスカントリーラリー2022に参戦する青木拓磨と塙郁夫に、マッドテレーンタイヤ『ジオランダーM/T G003を供給すると発表した。
AXCRは、FIA国際自動車連盟の公認を受けたクロスカントリーラリーのひとつだ。その格式は“世界一過酷なレース”とも称されるダカールラリーと同じ。11月21日に開幕する2022年大会は、新型コロナウイルスのパンデミック発生により過去2大会が中止となったため、実に3年ぶりの開催となる。
スバル 2022全日本ラリー第8戦高山 ラリーレポート
2022.10.15 - 全日本ラリー選手権 第8戦 第49回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2022 Leg1 厳しい戦いのなか、最終日の挽回を期すSUBARU勢 10月15日(土)、2022年全日本ラリー …
トヨタ、全日本ラリー最終戦は3位4位フィニッシュ「さらに進化し、高みを目指したい」と勝田範彦
10月14~16日、岐阜県高山市を拠点にJRC全日本ラリー選手権第8戦『第49回M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ2022』が開催され、TOYOTA GAZOO Racingの勝田範彦/木村裕介組(トヨタGRヤリスGR4ラリー)が総合3位表彰台を獲得した。また、チームメイトの眞貝知志/安藤裕一組(トヨタGRヤリスGR4ラリー)も総合4位に続き、チームは2台揃っての入賞で2022年シーズンを締めくくった。
昨年よりGRヤリスをベースとする『トヨタGRヤリスGR4ラリー』を全日本ラリー選手権に投入し、最上位カテゴリーであるJN1クラスを戦っているTOYOTA GAZOO Racing。ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今季は、移籍後即王座を獲得した勝田が第3戦久万高原と第7戦ラリー北海道で勝利を挙げたものの、前戦を終えた時点でライバルのヘイキ・コバライネン(シュコダ・ファビアR5)がチャンピオンを確定させ、王座防衛とはならなかった。
新王者コバライネン“ほぼ完封”で6勝目。2022年最終戦を勝利で終える/全日本ラリー高山
10月14~16日、2022年のJRC全日本ラリー選手権最終戦『第49回M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2022』が岐阜県高山市を中心に開催され、前戦ラリー北海道でシリーズチャンピオン獲得を決めたヘイキ・コバライネン/北川紗衣組(AICELLOラックDL速心FABIA)が優勝でシーズンを締めくくった。
第7戦北海道から1カ月以上のインターバルを挟んで行われたシーズンフィナーレは、3年ぶりの有観客開催を実現させたラリーハイランドマスターズ。道の駅モンデウス飛騨位山にサービスパークをが置かれた今大会は、全12本のSS、競技区間の走行距離は約66kmで争われた。