F1第20戦メキシコGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第20戦メキシコGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。

エンジンに問題を抱えたハミルトン、Q2まで首位も予選3番手に「レッドブルに近づけたのは素晴らしいこと」/F1第20戦

 2022年F1メキシコGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3番手だった。ハミルトンはQ1とQ2をトップタイムで通過。Q3最初のアタックラップは1分18秒094で暫定3番手にあたるものだったが、このタイムはターン2でトラックリミット違反があったとして抹消され、ハミルトンはノータイムで10番手に落ちてしまった。最後の1回のアタックにかけたハミルトンは、1分18秒084をマーク、3番手となった。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のポールポジションタイムとの差は0.309秒、チームメイトのジョージ・ラッセルの2番手タイムとの差は0.005秒だった。

ハミルトン「フィーリングがとても良かった。でもこのマシンが明日どうなるのか予想できない」メルセデス/F1第20戦

 2022年F1メキシコGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=5番手/2=4番手だった。ジョージ・ラッセルは、フリー走行1では、ヤングドライバーテスト規則によりニック・デ・フリースにマシンを託した。

 今回のフリー走行2はピレリの2023年用プロトタイプタイヤのテストに当てられ、90分に延長、FP1でルーキーにマシンを譲ったドライバーたちのみ、最初の45分間は通常の作業が許された。フリー走行2では通常作業を行ったドライバーがトップ3を占め、ラッセルが最速タイムをマークした。

【全ドライバー独自採点/F1第19戦】ハミルトンの速さに陰りなし。決勝はパーフェクトだったフェルスタッペン

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はアメリカGPでの戦いぶりを振り返る。

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■評価 10/10:今季初優勝は実現しなかったが、変わらぬ速さを見せつけたハミルトン

ルイス・ハミルトン(メルセデス):予選5番手/決勝2位

 ほんの数周の間だったが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がついに今季初優勝を挙げる時が訪れたと思った。マックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレールを抜くのに手間取り、タイヤをかなり使ってしまったのだ。結局はRB18の速さが勝り、ハミルトンは首位を明け渡したのだが、アメリカGPの週末を通して、彼のパフォーマンスは完璧だった。ハミルトンは過去10戦の予選で8回、チームメイトに勝っている。今回のレースではレッドブル1台とフェラーリ1台に勝ち、7度のワールドチャンピオンは昨年までと同様に速くて強いということを改めて証明した。

2022年F1第19戦アメリカGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第19戦アメリカGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。

悲願の勝利に届かなかったハミルトン「トップを走れて最高の気分。いずれ勝てると証明できた」メルセデス/F1第19戦

 2022年F1アメリカGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位、ジョージ・ラッセルは5位を獲得した。

 ハミルトンはカルロス・サインツ(フェラーリ)のリタイアで1周目に2番手に上がり、セカンドスティントまでその位置を維持した。首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がピットストップでロスしたことにより、ハミルトンはトップに立ち、9周をリードしたものの、レッドブルとのペース差は大きく、56周のレースの50周目に2番手に落ち、その位置でフィニッシュ、悲願のシーズン初優勝には届かなかった。

F1第19戦アメリカGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。

ハミルトン「今週末は期待していたのに、予選で突然マシンが扱いづらくなった」メルセデス/F1第19戦

 2022年F1アメリカGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは5番手、ジョージ・ラッセルは6番手だった。他ドライバーのグリッドペナルティにより、ハミルトンは3番グリッド、ラッセルは4番グリッドからスタートする予定。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 5番手(1分36秒401:ソフトタイヤ/17周)
予選 5番手(Q1=4番手1分36秒148:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分35秒732:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分34秒947:ソフトタイヤ)
土曜時点の暫定グリッド:3番グリッド

メルセデス、新ウイングの導入延期もアップデート全体に好感触「トップとの差は大きくない」とハミルトン/F1第19戦

 2022年F1アメリカGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=3番手/2=8番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=7番手/2=13番手だった。

 メルセデスは今回、フロントウイング、フロアフェンス、フロアエッジ、リヤウイングエンドプレートのアップデートを持ち込んできた。ただし、『Auto Motor und Sport』の報道では、フロントウイングは1台分しか用意できず、導入はメキシコGPに延期、さらにレギュレーション上、問題があることも判明し、改良した上で使用することになるという。それ以外の部分については、チームは「アップデートは期待どおりのパフォーマンスを発揮し、土日も使用し続ける予定」と述べている。