WEC世界耐久選手権のLMGTEプロクラスに2台の911 RSR-19を投入しているポルシェは11月4日、2022年最終戦バーレーン8時間レース(11月10〜12日)における特別カラーリングを公開した。
ストフェル・バンドーンらがプジョー9X8をドライブへ。WECルーキーテストのエントリー発表
WEC世界耐久選手権は、2022年最終戦決勝翌日の11月13日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行う恒例の『ルーキーテスト』のエントリーリストを11月4日付で公開した。WECにレギュラー参戦する22台の車両が記載されており、参加ドライバーには注目の名前も散見される。
ハイパーカークラスのプジョー・トタルエナジーズは、2台のプジョー9X8をエントリー。レギュラードライバーのミケル・イェンセン、最終戦からラインアップに加わるニコ・ミューラーのほか、4名の“外部”ドライバーがエントリーしている。
『F1参入、脱プロト』でドライバー流出が止まらないアウディスポーツ「チャンスを奪うわけにはいかなかった」
2026年からのF1世界選手権への参入、それを受けたLMDh開発プログラムの中止により、相次いでワークスドライバーが流失しているアウディスポーツ。ヨーロッパのパドックではさまざまな噂がささやかれる中、アウディスポーツのカスタマーレーシング代表、クリストファー・ラインケに、今季の活動や噂の真意について直撃した。
■量産終了のR8、『Evo3』アップデートはあり得る
CARGUYが11月19〜20日にクルマ好き&レース好きが集うイベントを開催。エントリー受付中
ヨーロピアン・ル・マン・シリーズやGTワールドチャレンジ・アジアに挑戦、スーパーGT GT300クラスにはPACIFIC CARGUY RACINGとして参戦するなど、幅広い活躍をみせるCARGUY Racing。そんなチームをドライバーとして率いる木村武史が、CARGUYとして2日間に渡るビッグイベントを開催する。
ニッサン/NMCが北米SEMAショーでZ GT4を公開。2023年はS耐、ピレリGT4アメリカに参戦へ
11月1日、日産自動車株式会社と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、アメリカのラスベガスで開催されているSEMAショーで、ニッサンZ GT4を公開するとともに、2023年の活動予定について発表した。また車両内部など細かなディテールも改めて公開されている。
フェラーリ499Pがハイパーカー規定を選んだ“必然”。バッテリーにはF1の技術も【発表会現地情報】
10月29日、フェラーリは2023年のWEC世界耐久選手権に投入する新型ル・マン・ハイパーカー『フェラーリ499P』を正式発表した。
この新型車両が生まれた背景や、参戦体制の見通しなどについて、 イモラ・サーキットにおける発表会に出席したライターの大谷達也氏が、ル・マン・プロジェクトを率いるフェラーリ首脳に直撃。流麗なプロトタイプカーがLMDhではなくル・マン・ハイパーカー(LMH)規定を選ぶに至った理由などが、明らかとなった。
■一見して「フェラーリだ!」と分かることの重要性
チームWRTのエース、ファントールとウィーツも“フォーリングス”を離れる。アウディが発表
アウディスポーツは、ドリス・ファントールとシャルル・ウィーツがBMW Mモータースポーツに移籍し、2023年もチームWRTの下でGT3レースに参戦するというニュースが“予想”されるなか、両ドライバーがファクトリーラインナップから離脱することを確認した。
GT3パドックでは広く知られていたこの展開は、10月30日(日)に行われたFIAモータースポーツ・ゲームスで、ファントールがサンテロック・レーシングが運営するアウディR8 LMSエボIIで3位入賞を果たした後にアウディからアナウンスされた。
フェラーリ、50年ぶりのル・マン・プロトワークスカー『499P』を正式発表。2023年WECに投入
2022年10月29日、フェラーリは2023年のWEC世界耐久選手権で予定しているトップレベルのスポーツカーレースへの復帰に先立ち、新しいハイブリッドパワートレインを搭載したル・マン・ハイパーカー『フェラーリ499P』を正式発表した。
イタリアのメーカーは29日(土)夜、イモラ・サーキットで開催されたイベント『ファイナル・モンディアリ』の中で、このフェラーリ499Pを公開。LMH規定の新型プロトタイプカーはゲストの間を縫ってキャットウォークを進み、ステージ上のターンテーブルでお披露目された。
最終戦バーレーンの最新エントリーリスト発表。グンナー・ジャネットが3年ぶりにWEC復帰へ
WEC世界耐久選手権は10月26日、来月開催される2022年シーズン最終戦『バーレーン8時間レース』の最新エントリーリストを発表した。この中では暫定リストからいくつかの変更があり、グンナー・ジャネットのシリーズ復帰などが確認できる。
ジャネットは、LMGTEアマクラスを戦うチーム・プロジェクト1の一員としてドライバーリストに名を連ね、11月9~11日に行われる第6戦バーレーンでWECに復帰することになった。この40歳のアメリカ人ドライバーはP.J.ハイエット(フィリップ・ハイエット)、ベン・バーニコートとともに56号車ポルシェ911 RSR-19をシェアする。
BMWがマキシム・マルタンと再契約、5年ぶりにワークス復帰。参戦カテゴリーは「後日発表」
BMW Mモータースポーツは10月26日、マキシム・マルタンと2023年からのファクトリードライバー契約を結んだ、と発表した。
ベルギー籍のマルタンは、かつて2013年から2017年までBMWのファクトリードライバーを務めていた。その後アストンマーティンへと移籍した彼は、2022年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の最終戦プチ・ル・マンをもってアストン陣営を離れることがアナウンスされ、去就が注目されていた。