Jujuこと野田樹潤が『第5回 服部真二賞』のスポーツ賞を受賞「大きな勇気と自信をいただけた」

 Jujuこと、野田樹潤が一般財団法人 服部真二 文化・スポーツ財団が主催する『第5回 服部真二賞』のスポーツ賞を受賞した。

 服部真二賞は、セイコー創業者の理念である『報公』と『挑戦』の精神を受け継ぎ、社業のなかで深く関わり、自身の心のよりどころでもある『音楽とスポーツ』の分野で社会の役に立ちたいという想いを強く持ったセイコーグループ株式会社の代表取締役会長兼グループCEO兼グループCCOである服部真二により2017年11月1日に設立された栄誉ある賞だ。

スタート直後に他車と走行ラインが重なり接触。Juju「市街地サーキットをもう少し走りたかった」/Wシリーズ通信第6戦

 金曜日、初めてシンガポールを走ったJuju(野田樹潤)は、市街地コースの感想を次のように語った。

「予想していたように、路面のミューが低くて、バンピーでした。それから壁もすごく近くに感じました。コーナーも多くて、すごくテクニカルなコースという印象です」

Juju、初の市街地レースへ「ブレーキが得意なので、レイアウトに苦手意識はない」角田裕毅とも対談/Wシリーズ通信第6戦

 7月下旬に行われたハンガリー戦後、Wシリーズはシンガポール戦まで長い夏休みに入っていた。しかし、この間もJuju(野田樹潤)はレースを戦っていた。9月10日と11日にはチェコのブルノで開催されたドレクスラーカップ第7戦に参戦。2回行われたレースで共にクラス優勝を果たし、表彰台の真ん中で久しぶりに君が代を聞いた。

 その翌週の9月17日と18日はイタリアのバレルンガでトップジェットF2000フォーミュラ・トロフィに参戦。Wシリーズで使用しているフォーミュラ・リージョナルのマシンで参戦したJujuは、200kgも軽いダラーラ勢を相手に苦戦を強いられ、レース1は4位、レース2は5位に終わった。