レッドブル、ダニエル・リカルドのサードドライバー起用を正式発表。5年ぶりに古巣に復帰

 オラクル・レッドブル・レーシングは11月23日、ダニエル・リカルドの2023年シーズンのサードドライバー起用を正式発表した。F1では通算8勝を誇るリカルドは2023年、レッドブルの一員としてテスト、シミュレーター、そして商業活動などでチームをサポートすることが明らかとなった。

「良い仕事ができた」ヒュルケンベルグがハース初走行。小松エンジニアも「素晴らしい」と称賛/F1アブダビテスト

 11月22日、2022年F1最終戦の開催地であるアブダビのヤス・マリーナ・サーキットでF1全10チームが参加する2023年用タイヤテストが実施された。ハースF1チームからは来季F1復帰を果たすニコ・ヒュルケンベルグと、若手枠からピエトロ・フィッティパルディが走行した。

アストンマーティンF1初走行のアロンソ「現時点では100パーセント以上満足」

 アストンマーティンF1での初テストを終えたフェルナンド・アロンソが、AMR22は競争力のあるマシンであり、「うれしい驚き」を感じたとして、2023年に向けて期待を示した。

 2022年末でアルピーヌとの2年間にわたる契約を終え、2023年にアストンマーティンに加入するアロンソは、最終戦の2日後、アブダビF1タイヤテストで新チームに合流。ワンデーテストの午前を担当したアロンソは、97周を走行、1分26秒312で24人中12番手となった。

王者レッドブルはフェルスタッペン、ペレス、ローソンが走行「すべてが正常で良い一日」と満足/F1アブダビテスト

 11月22日、2022年F1最終戦の開催地であるアブダビのヤス・マリーナ・サーキットでF1全10チームが参加する2023年用タイヤテストが実施された。今季両タイトルを獲得したレッドブルF1からはレギュラードライバーのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、若手枠からリアム・ローソンが走行した。

注目のルーキー、ピアストリがマクラーレンF1で初登場「2023年のデビューに向けて、今日のテストは大きな意味を持つ」

 2023年にF1デビューを果たすオスカー・ピアストリが、アブダビGP後に行われたタイヤテストでマクラーレンのドライバーとしての公式デビューを果たした。

 オーストラリア出身21歳のピアストリは、2019年のフォーミュラ・ルノー・ユーロカップ、2020年のFIA F3選手権に続き、2021年にはFIA F2選手権でタイトルを獲得、3年連続でチャンピオンの座に就いた注目の若手ドライバーで、アルピーヌの育成プログラムの下、今年はF1リザーブドライバーを務めていた。

ガスリーがアルピーヌデビュー「素晴らしい気分」で初走行完了。チーム首脳も仕事ぶりを称賛/F1アブダビテスト

 ピエール・ガスリーは、11月22日にヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビテストでのアルピーヌF1デビューを存分に満喫し、チームの「印象強い」2022年型マシン『A522』で走行した後、「素晴らしい気分」で1日を締めくくった。

F1アブダビテスト:2023年タイヤ&若手テストでフェラーリが1-2-3。24人参加、新ドライバーラインアップがお披露目

 2022年F1最終戦アブダビGP終了後の11月22日、2023年用タイヤのテストがヤス・マリーナ・サーキットで開催された。今年ワンデーに縮小されたテストには、若手ドライバーに走行経験の機会を与えるという目的もあり、各チームが2台のマシンを走らせ、合計24人が参加した。

 全10チームがレギュラードライバー用に1台、F1昇格を目指す若手ドライバー(グランプリ参戦経験が2回以内)用に1台を走らせた。レギュラードライバーふたりが午前と午後で交代して走行するチームと、ひとりが丸一日を担当するチームに分かれ、参加ドライバーは24人となった

【F1アブダビテスト・タイム結果】フェラーリがトップ3独占。2023年移籍/デビュードライバーが新チームで初走行

 2022年F1最終戦の開催地であるアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで、11月22日、F1全10チームが参加する2023年用タイヤテストが実施された。このテストは、F1参戦を目指す若手ドライバーにF1走行の機会を与える目的も兼ねており、各チームは、レギュラードライバー用に1台、ヤングドライバーテスト用に1台を走らせた。例年2日間行われていたテストだが、今年は1日の開催で、24人のドライバーが走行。今回のテストでは来シーズンに向けたタイヤテストの作業が行われたため、タイムには大きな意味はない。

フェラーリF1代表、2023年以降の去就は「私が決めることではない」と明確な返答を避けるも楽観的な姿勢

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、チームでの今後について「楽観的」と語るも、最終決定権は自分にはないと認めている。

 イタリアの『Gazzetta dello Sport』紙が、今シーズン後半のフェラーリのパフォーマンスが期待外れだったため、ビノットがフェラーリF1の代表の座に留まることができるか疑問を呈したことで、退任のうわさが表面化した。同紙によると、フェラーリは現在アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールをビノットの後継者に考えているという。

リカルド、レッドブルF1との契約は「まだ決まっていない」と明かす。代表はマーケティング面での活動にも期待

 ダニエル・リカルドはレースから1年間離れることを望んだが、2023年にレッドブルのサードドライバーとしてF1への関わりを続けることは「次善の策」だと考えている。

 今週初め、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、リカルドが8回のグランプリ優勝のうち7回を飾ったレッドブルに戻るだろうと示唆したが、クリスチャン・ホーナー代表は、チームと彼の間の契約はまだ締結されていないことを明らかにした。