木曜夜のデイ1の新井敏弘のクラッシュで波乱の幕開けとなったフォーラムエイト・ラリージャパン2022。金曜のデイ2も最初のSS2でダニ・ソルド(Hyundai Shell Mobis World Rally Team)がトラブルからコース真ん中にマシンを止めると、クルマが大炎上。さらにWRC2のカエタン・カエタノビッチ(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)が旧伊勢神トンネルの出口でクラッシュ、セバスチャン・オジエ(TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team)もタイヤのパンクに見舞われるなど、トラブルやアクシデントが続いている。SS2を走り終えることができたドライバーたちが走行後のコメントを述べた。
SS2でヒョンデのダニ・ソルド車が炎上、WRC2でもクラッシュ。波乱続くラリージャパン2日目
11月11日、『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』のデイ2で車両火災が発生。ヒョンデ・シェル・モビスWRTのダニ・ソルド駆るヒョンデi20 Nラリー1から火の手が上がった。
前日に開幕したWRC世界ラリー選手権第13戦日本ラウンド『ラリージャパン』は、11日(金)7時過ぎからSS2“Isegami’s Tunnel 1”がスタート。TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)を先頭にデイ2が開始された。
【ブログ】ラリージャパン、搬入日から会場設置の模様を国内レースのベテランが覗いてみました
3年目でようやく開催に漕ぎつけたラリージャパン2022。国内でのWRC開催は12年ぶりということもあって、初めてのファンの方も多いはず。今回、国内サーキットではベテランもベテラン、『姐さん』の相性でお馴染みの貝島由美子さんに、初めてのWRCを現地でブログ形式でお届けしてもらいました。今回の姐さんは裏方さんがおもなお仕事で、ひと足早く、現地に到着していました。
ラリージャパン2022、サービスパークオープン! セレモニアルスタートを写真でお届け
去年、一昨年とコロナの影響で中止となり、3年ぶり、そして前回の北海道開催から12年ぶりとなるラリージャパンがついにスタートの時を迎えた。11月10日、愛知県豊田市、ヘッドクォーターの豊田スタジアムで行われたセレモニアルスタートの模様を、お届けします。
新井敏弘がクラッシュし病院搬送。SS1はキャンセルとなるも、オジエが初日最速に/WRCラリージャパン
11月10日、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』の競技初日、デイ1のSS1が豊田市の鞍ヶ池公園で行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が最速タイムを記録。初日のラリーリーダーとなった。日本人WRCドライバーとして母国凱旋ラリーに臨む勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はステージ7番手タイムで、総合7番手につけた。
2010年以来、12年ぶりの開催となる『ラリージャパン』が10日(木)、豊田市の豊田スタジアムで行われたセレモニアルスタートで幕を開けた。10日(木)から13日(日)までの4日間にわたる戦いに先立って行われたセレモニーでは、全36台のクルーが「安全祈願」の鼓みを打ってSS1“Kuragaike Park”に向けて出発。陽が沈んだ17時43分から、今大会唯一となるナイトステージに挑んでいった。
【順位結果】2022年WRC第13戦ラリージャパン SS1後
11月10日、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』の競技初日、デイ1のSS1が豊田市の鞍ヶ池公園で行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が最速タイムを記録。初日のラリーリーダーとなった。日本人WRCドライバーとして母国凱旋ラリーに臨む勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は7番手タイムで、総合7番手につけた。
■2022年WRC世界ラリー選手権第13戦ラリージャパン暫定結果 SS1後
【いざ、ラリージャパン2022】注目の参戦ドライバー紹介/Vol.6『オット・タナク』
いよいよ日本に帰ってくる、ラリージャパン。WRC世界ラリー選手権『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が、11月10~13日にシーズン最終戦として愛知県と岐阜県を舞台に開催される。北海道での開催以来、実に12年ぶりのカムバックとなる日本での世界選手権を楽しみ尽くすべく、ここではエントリーリストに名を連ねる有力参戦ドライバーや、今季より導入の最高峰“Rally1(ラリー1)”クラスの最新ハイブリッド車両の成り立ちや個性を紹介する。その第6回は東欧エストニア出身の先輩による推挙を受け、フォード系ドライバーとして経験を積んだ後にTOYOTA GAZOO Racing WRT(ワールドラリーチーム)に加入、自身初のドライバーズチャンピオンに輝いた現ヒョンデ・シェル・モビスWRTの【オット・タナク】にスポットを当てる。
【いざ、ラリージャパン2022】注目の参戦マシン紹介/Vol.2『ヒョンデi20 Nラリー1』
いよいよ日本に帰ってくる、ラリージャパン。WRC世界ラリー選手権『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が、11月10~13日にシーズン最終戦として愛知県と岐阜県を舞台に開催される。北海道での開催以来、実に12年ぶりのカムバックとなる日本での世界選手権を楽しみ尽くすべく、ここではエントリーリストに名を連ねる有力参戦ドライバーや、今季より導入の最高峰“Rally1(ラリー1)”クラスの最新ハイブリッド車両の成り立ちや個性を紹介する。その新規定車両解説第2回は、開幕直前までチームの内情が大幅に揺れた影響も受けつつ、クリスチャン・ロリオーの手腕で中盤戦の盛り返しを見せる【ヒョンデi20 Nラリー1】にスポットを当てる。
ついにWRCラリージャパン開幕。シェイクダウンは、エバンスとヌービルが最速分け合う
11月10日、WRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』のシェイクダウンが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマークした。母国凱旋の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は9番手となっている。
2010年以来、12年ぶりの日本開催となるWRCイベントの競技初日、デイ1は朝から日差しいっぱいの好天に恵まれた。9時01分から開始されたシェイクダウンもドライコンディションとなり、このセッションでは今戦にエントリーした36台全車が出走している。
【いざ、ラリージャパン2022】注目の参戦ドライバー紹介/Vol.5『ティエリー・ヌービル』
いよいよ日本に帰ってくる、ラリージャパン。WRC世界ラリー選手権『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』が、11月10~13日にシーズン最終戦として愛知県と岐阜県を舞台に開催される。北海道での開催以来、実に12年ぶりのカムバックとなる日本での世界選手権を楽しみ尽くすべく、ここではエントリーリストに名を連ねる有力参戦ドライバーや、今季より導入の最高峰“ラリー1”クラスの最新ハイブリッド車両の成り立ちや個性を紹介する。その第5回は、次世代を担う若手のホープとして期待を集め、WRC昇格後にはヒョンデ・シェル・モビスWRTのエースとして毎年タイトル候補の一角に名を連ねる【ティエリー・ヌービル】にスポットを当てる。
難易度の高い舗装イベントを数多く開催する国内選手権の特徴もあり、かねてよりWRCの舞台に“ターマック・マイスター”を数多く輩出してきたベルギーだが、往時のブルーノ・ティリー、フレディ・ロイクスといった同国出身ラリーストの系譜に連なる次世代スター候補として、華々しく表舞台に登場したのがヌービルだった。