角田裕毅「Q3に進める速さがなく悔しい」順調に進めてきたはずのセットアップが予選で効果を見せず/F1第19戦

 2022年F1アメリカGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は15番手でQ2敗退となった。Q2最後のアタックラップで1分36秒439を記録したが、このラップはターン9でのトラックリミット違反により抹消、1分37秒147で予選15番手となった。抹消されたタイムは予選13番手に当たるものだった。

 角田は予選中にピットレーン速度違反(10.3km/h超過)を犯し、チームに1000ユーロ(約14万円)の罰金が科された。

サインツがキャリア2度目のポール。ルクレールはグリッド降格、フェルスタッペンが最前列スタートへ【予選レポート/F1第19戦】

 2022年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は15番手だった。

 COTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)は、土曜日も雲ひとつない快晴。ただ予選2時間前に終了したFP3では強い南風が吹き荒れ、各車マシンバランスに苦労していた。同セッション最速は、フェルスタッペン。中古ソフトタイヤながら全区間最速で、2番手ルクレールにコンマ3秒以上の差をつけた。

【順位結果】2022年F1第19戦アメリカGP予選

 2022年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となり、角田裕毅(アルファタウリ)は15番手で予選を終えている。

【タイム結果】F1第19戦アメリカGPフリー走行3回目

 2022年F1第19戦アメリカGPのフリー走行3回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。

 気温29度、路面温度39度というドライコンディションで、現地時間14時にセッションがスタート。セッションが始まると、レッドブル勢をはじめ各車コースに出て行く。タイヤは様々だが、まずはソフトタイヤのルクレール、フェルスタッペン、セルジオ・ペレス(レッドブル)が1分37秒台のタイムでトップ3につける。

プルシェールがFP1に初参加「人生で最高の時間だった。チームの手助けができて嬉しい」:アルファロメオ/F1第19戦

 2022年F1第19戦アメリカGPのフリー走行1回目(FP1)に、アルファロメオからテオ・プルシェールが参加した。ザウバー育成のプルシェールがFP1に参加するのは今回が初めてのことだ。

 プルシェールはアルファロメオのレギュラードライバーであるバルテリ・ボッタスのマシンをドライブして19周を走行し、ベストタイムは1分40秒175。18番手でセッションを終えた。

ガスリー「アメリカでは苦労することを覚悟していたが、マシンの感触が最初からいい」:アルファタウリ/F1第19戦金曜

 2022年F1アメリカGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=8番手/2=9番手だった。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=8番手(1分37秒810:ソフトタイヤ/24周)/2=9番手(1分39秒840:2023年用プロトタイプタイヤ/26周)

【F1第19戦木曜会見】サインツ、元僚友フェルスタッペンの連覇を祝福。自身が後れを取った原因は「序盤戦のつまずき」

 F1第19戦アメリカGPの会見パート1に出席したカルロス・サインツ(フェラーリ)にはまず、2週間前のF1日本GPでドライバーズ選手権2連覇を遂げたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)についての質問が飛んだ。

 それに対するサインツの答えは、いつもながらのユーモアを含んだ優等生的な非の打ちどころのなさと同時に、フェラーリの不甲斐なさを嘆いているようにも裏読みできそうな、そんな内容だった。

メルセデス、新ウイングの導入延期もアップデート全体に好感触「トップとの差は大きくない」とハミルトン/F1第19戦

 2022年F1アメリカGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=3番手/2=8番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=7番手/2=13番手だった。

 メルセデスは今回、フロントウイング、フロアフェンス、フロアエッジ、リヤウイングエンドプレートのアップデートを持ち込んできた。ただし、『Auto Motor und Sport』の報道では、フロントウイングは1台分しか用意できず、導入はメキシコGPに延期、さらにレギュレーション上、問題があることも判明し、改良した上で使用することになるという。それ以外の部分については、チームは「アップデートは期待どおりのパフォーマンスを発揮し、土日も使用し続ける予定」と述べている。

レッドブル&HRC密着:2013年以来のコンストラクターズ制覇に王手。絶対的に有利な状況でアメリカGPに臨む

 前戦F1日本GPでマックス・フェルスタッペンがドライバーズ選手権2連覇を達成したレッドブルとHRCは、コンストラクターズ選手権制覇に王手をかけてアメリカGPに乗り込んできた。

 日本GPで今シーズン5回目の1-2フィニッシュを飾ったレッドブルのコンストラクターズポイントは619点。これに対して、選手権2位のフェラーリは454点。その差は165点あり、アメリカGPを終了した時点でレッドブルがフェラーリに147点以上の差をつけれていれば、レッドブルが3レースを残してコンストラクターズチャンピオンの座に就く。

フェラーリが初日両セッションでトップ「マシンのペースはいいが、快適とはいえない」とサインツ/F1第19戦

 2022年F1アメリカGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールは、フリー走行1では、ヤングドライバーテスト規則のもと、テストドライバーのロバート・シュワルツマンにマシンを託した。今回のFP2は90分に拡大され、2023年用プロトタイプタイヤのテストに当てられたが、FP1で走らなかったルクレールを含むドライバーたちは、FP2の序盤は2022年のタイヤで通常の作業に取り組むことが許された。大部分のドライバーたちが2023年用プロトタイプタイヤでのテストに専念したため、ルクレールは2022年型ミディアムタイヤでトップタイムを記録した。

 カルロス・サインツはフリー走行1はトップタイム、フリー走行2では4番手だった。