角田裕毅、ドライタイヤへの交換直後にクラッシュ「ブレーキングポイントを誤った。自分にいら立っている」/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はクラッシュによりリタイアした。

 10番グリッドからポジションを守って走行、12番手に下がった後、33周目にタイヤをインターミディエイトからミディアムに交換した。その直後、角田はターン10でバリアに突っ込み、マシンから降り、リタイアした。

ペレスの優勝が確定。SC規則に2回違反も、コンディションが考慮され5秒ペナルティにとどまる/F1第17戦

 セルジオ・ペレス(レッドブル)はF1シンガポールGP決勝中、セーフティカー出動時にレースをリードしていた際に、セーフティカーとの距離を10車身以内に保たなければならないという規則を2度にわたり破ったと判断された。しかし処罰は5秒のタイムペナルティにとどまり、優勝を維持することができた。

 F1競技レギュレーション第55.10条において、レースリーダーは、セーフティカーの後ろを走行する際、ライトが消えるまでは、セーフティカーとの距離を10車身以内に保たなければならないと定められている。この規則に、レース優勝者のペレスが反した疑いで審議が行われた。

6台リタイアの大波乱レース。ペレスがルクレールを抑えきり優勝、フェルスタッペンは7位【決勝レポート/F1第17戦】

 2022年F1第17戦シンガポールGPの決勝が行われ、セルジオ・ペレス(レッドブル)が優勝した。2位はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)はリタイアだった。

 土曜日に続き、シンガポールは決勝レース当日も大雨に見舞われた。現地時間午後8時に予定されていたレースは、最終的に65分遅れの午後9時5分スタートとなった。まもなく雨は止んだが、路面は完全にフルウエット。そこからレースに向けて徐々に路面は乾いていき、コンディションとしては前日の予選開始時に似ている。

F1シンガポールGP、大雨のためスタート手順がディレイ。フォーメイションラップ開始は日本時間22時5分の予定

 F1シンガポールGP決勝は、直前の雨のため、スタートがディレイとなり、フォーメイションラップのスタートが現地21時5分(日本時間22時5分)になることが発表された。

 元々レースは現地20時(日本時間21時)にスタートする予定だったが、雨のためにスタート手順の開始が延期された。

F1第17戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第17戦シンガポールGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。

F1第17戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第17戦シンガポールGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、角田裕毅(アルファタウリ)だ。

ラッセル、ブレーキ関連の問題を抱えQ2で敗退「すべてのコーナーをうまく回れなかった」メルセデス/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGPの土曜予選で、メルセデスのジョージ・ラッセルは11番手でQ2で敗退した。ラッセルはブレーキングに関連する問題を抱えていたとチームは明かしている。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 9番手(2分01秒010:インターミディエイトタイヤ/10周)
予選 11番手(Q1=6番手1分54秒633:インターミディエイトタイヤ/Q2=11番手1分54秒012:インターミディエイトタイヤ)

モテ男ハース代表はツラい。無線で振り返るアタック中断の「なぜ」【SNSピックアップF1第17戦(2)】

 2連覇に王手をかけポールポジションもほぼ確定と見られたレッドブルのマックス・フェルスタッペンがまさかのアタック中断に全世界が「なぜ?」と目を疑う衝撃の予選に。そんな予選を生むことになったシンガポールの朝、そしてサーキットでの話題をSNSから振り返る。

●シンガポールの珍客

 犬や鳩など時たま動物が迷い込むF1において、過去もっともドライバーを驚かせたのはこのシンガポールGPかもしれない。体長1メートルはあるのではないかと思わせるトカゲだ。当時フェルスタッペンは「巨大なトカゲがいるぞ」と思わず笑いがこぼれている。

ガスリー予選7番手「ダブル入賞の大きなチャンス。明日も雨が降るといいね」:アルファタウリ/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは7番手だった。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 13番手(2分01秒245:インターミディエイトタイヤ/15周)
予選 7番手(Q1=12番手1分55秒606:インターミディエイトタイヤ/Q2=7番手1分53秒546:インターミディエイトタイヤ/Q3=7番手1分51秒211:ソフトタイヤ)

 今日は楽しく走ることができた。コンディションの関係で、スライドがひどくて、すべてのセッションがとても難しかった。それでも7番手という結果を出すことができてものすごくうれしい。