■サーキットデータ ・名称:マリーナ・ベイ・市街地サーキット ・全長:5.063km/レース距離:308.706km ・周回数:61/コーナー数:23 ・ラップレコード:1分41秒905(ケビン・マグヌッセン/2018) …
F1日本GPを前にタイトル決定の可能性。マックス・フェルスタッペンのシンガポールGPでのタイトル獲得条件
新たな車両レギュレーションとともに迎えた2022年シーズンのF1。全22戦中16戦を終えて335ポイントを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が選手権を大きくリードし、9月30日〜10月2日に開催される第17戦シンガポールGPの結果次第では、第18戦日本GPを前にドライバーズタイトルが決する可能性が出てきた。ここでは、シンガポールGP終了時点でのフェルスタッペンの2年連続タイトル獲得の条件を見ていこう。
マクラーレン、2019年以来のF1シンガポール&日本GPにスペシャルカラーで参戦
マクラーレン・レーシングは、プライマリーパートナーである仮想通貨取引所のOKXとのキャンペーンの一環として、F1シンガポールGPおよびF1日本GPにおいて、スペシャルカラーリングを施したMCL36を走らせることを発表した。
9月27日、マクラーレンはスペシャルカラーのMCL36の画像を公開した。通常のパパイヤオレンジに、ネオンピンクが加えられ、エンジンのイラストがあしらわれたデザインとなっている。このデザインは、2019年以来のF1開催となるシンガポールと日本の景観からインスピレーションを受け、未来を展望しつつ、新テクノロジーの出現を表現したものだということだ。
マシンセットアップは乗り心地優先か、グリップ優先か。オコン、F1シンガポールGPで「誰が何を選ぶのか」に注目
アルピーヌのエステバン・オコンは、今週末のF1第17戦シンガポールGPが手ごわいものになると予想しているという。コースのバンピーな性質から、今年のF1マシンは大きな影響を被ると予測しているのだ。
新型コロナウイルスのパンデミックにより2020年と2021年はレースが中止になったため、F1がマリーナベイ・ストリート・サーキットへ行くのは2019年以来のこととなる。オコンは2019年はF1でレースをしていなかったが、それまでに3回の出走経験があり、2017年には当時のフォースインディアで入賞を果たしたが、2018年はクラッシュによりリタイアを喫した。
2022年最後の大型アップグレードも。F1シンガポールGPで多数のチームが新パーツ導入へ
F1ロシアGPがキャンセルされたことで、第16戦イタリアGPの後に3週間のインターバルができたため、多数のチームがこの間にファクトリーで作業に励み、第17戦シンガポールGPで重要なアップグレードを入れるものとみられる。デザインチームは来季型マシンに集中すべき時期にさしかかっており、多くのチームにとって、これが今季型最後の大規模アップグレードになるだろう。
アルピーヌはすでに認めているように、2台のA522に新しいフロアを入れる予定だ。この新パーツは、ドラッグを増やすことなく大量のダウンフォースをもたらすと、チームは大きな自信を示している。
アルピーヌF1、次戦シンガポールGPでアップデートを予定。新フロア投入でダウンフォース改善を狙う
アルピーヌは、次戦F1第17戦シンガポールGPでは、A522の新たなフロアと「ダウンフォースの大幅な改良」から恩恵を受けることになるだろうと述べている。
チームにとってこのアップデートは、開発上タイムリーなものとなった。チームはシーズン終盤戦に臨むにあたり、コンストラクターズ選手権においてマクラーレンに18ポイント差で先行しており、この2チームは選手権4位争いをしている。