ラッセル、フェデラーと交流する。フェルスタッペン、2連覇に王手【SNSピックアップF1第17戦(1)】

 3年ぶり開催となるシンガポールGPを前に2週間のブランクを過ごしたF1ドライバーたちは、思い思いの過ごし方でリフレッシュを図り、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンはトレーニングを積んでこの週末にコンディションを間に合わせてきた。この週末はドライバーズチャンピオンが確定する可能性もあり見逃せない一戦となっている。SNSから1週間の出来事を振り返ろう。

●DJノリス

 2週間の余暇でドライバーたちは大いにリフレッシュした。マクラーレンのランド・ノリスはクラブでDJに挑戦、四苦八苦しながらも様にしてしまうのは天性の才だ。

フォーミュラEは東京市街地で開催を検討中だが、F1も見たいぞ! 今週末はシンガポールで市街地ナイトレース

先日、現東京都知事がフォーミュラE(電気自動車)の東京開催を検討中というニュースが巷を騒がせた。しかしシンガポールで開催されるF1レースは市街地のど真ん中で行われる。日本の都市でもF1開催は出来ないのか、元F1メカニック津川哲夫が思案する。

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ハミルトン、FP1で最速も「まだトップから1秒遅い」メルセデス/F1第17戦金曜

 2022年F1シンガポールGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=1番手/2=5番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=5番手/2=3番手だった。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=1番手(1分43秒033:ソフトタイヤ/20周)/2=5番手(1分43秒182:ソフトタイヤ/22周)

 FP1はいい形でスタートできたが、2回目のセッションはそれほどうまくいかなかった。バウンシングがひどい。今週末はまるでだめだという感じではないけどね。現状では、このマシンの硬さに関してやれることはあまりない。でもセットアップによってもっとタイムを見つけることはできるだろう。今日のセットアップではロッキングがひどかったが、それについては今夜修正するつもりだ。明日はもっと良い状態になると思うよ。

ルクレール初日2番手「パフォーマンスは良かったが、たくさんのトラブルがあり厳しい一日に」フェラーリ/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=3番手/2=2番手だった。

 FP1では1周した段階でブレーキシステムのチェックが必要となり、FP2ではセットアップ変更を行ったため、ルクレールは予定していたよりも少ない周回数にとどまったと、チームは説明している。

サインツ初日最速「最初は乗り心地が悪くて驚いた」フェラーリ/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=6番手/2=1番手だった。

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=6番手(1分44秒138:ソフトタイヤ/24周)/2=1番手(1分42秒587:ソフトタイヤ/23周)

 シンガポール初日の今日は忙しい一日だった。走行プランを完了することができたものの、いくつかのチャレンジにも直面した。特にセットアップとマシンバランスについてだ。FP1では正しいウインドウを見つけることができなかったが、FP2でマシンのフィーリングを改善させることができた。

レッドブル&HRC密着:2台ともにトラブルに見舞われた初日。ペレスのエンジンには信頼性の問題も発生

 F1第17戦シンガポールGP初日のレッドブルは、いくつかの問題に直面していた。

 まずフリー走行1回目で、マックス・フェルスタッペンのフロントサスペンションに不具合が発生してピットイン。メカニックによる整備が行われた。それでも、後半走り込みを行ったフェルスタッペンは、このセッションをトップからコンマ1秒遅れの2番手で終えた。

ペレス初日9番手「メルセデスとフェラーリは強いと予想していた。ベストなセットアップに仕上げて戦う」/F1第17戦

 2022年F1シンガポールGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=4番手/2=9番手だった。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=4番手(1分43秒839:ソフトタイヤ/15周)/2=9番手(1分43秒906:ソフトタイヤ/13周)

 FP2では走行時間を失ったし、エンジンの信頼性にもいくつか問題があった。でも何度かセットアップ変更を行い、大量の情報を集めたので、今夜分析し、明日ベストな仕事をするために、一番良いものを選ぶ。

フェルスタッペン、セットアップ変更に時間を費やしFP2は8周のみ「世界の終わりのようにはならないはず」F1第17戦金曜

 2022年F1シンガポールGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=2番手/2=4番手だった。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=2番手(1分43秒117:ソフトタイヤ/20周)/2=4番手(1分42秒926:ソフトタイヤ/8周)

 FP1はかなりいい形でスタートできたと思うが、FP2でいくつかのことを試そうとしたところ、変更に時間がかかった。その後、また違うことを試そうとして、その変更にもかなり長い時間がかかってしまった。

【角田裕毅F1第17戦密着】燃料系トラブルにより初日は17番手に終わるも、新フロントウイングは「ポジティブな印象」

 F1第17戦シンガポールGPが開幕する1週前の9月22日、アルファタウリが角田裕毅の2023年残留を発表した。

「チームが発表する数日前、いや1週間前だったかな、チームから決定を知らされました」と言う角田。1年前に残留が発表されたときは「正直、驚いた」と語っていたが、今回は「残留することにはかなりの自信がありました」と振り返った。

ガスリー、マシンから出火もケガはなし「バーベキューされた気分だったけど、大きな問題ではないよ」/F1第17戦金曜

 2022年F1シンガポールGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=9番手/2=14番手だった。

 FP2では、ピットに戻ってきた直後にマシンから出火するというアクシデントがあった。エアインテイクのそばから炎が上がり、クルーが消火器で火を消し、ガスリーはマシンから飛び降りた。幸いけが人は出なかった。