プロトン・コンペティション、ポルシェ963のカスタマーとしてWEC&IMSAへの同時参戦を計画。問題は“納期”

 チームオーナーのクリスチャン・リードによれば、プロトン・コンペティションは2023年、新型LMDh車両の『ポルシェ963』でWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の同時並行プログラムを計画しており、現在複数のシナリオが用意されているという。

ストフェル・バンドーン、虫垂炎のためWECルーキーテストへの参加をキャンセル

 11月13日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるWEC世界耐久選手権の『ルーキーテスト』にエントリーしていたストフェル・バンドーンが、虫垂炎のためにテスト参加を見送ることになった。

プジョー9X8に「不具合」/ブリーフィング遅刻で罰金/来季に向けた“偵察団”も【WECバーレーン木曜Topics】

 WEC世界耐久選手権の2022年第6戦『バーレーン8時間』が、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕。走行初日となった11月10日(木)は、昼と夜に2回のフリー走行が行われ、いずれのセッションでもプジョー・トタルエナジーズの93号車プジョー9X8がトップタイムを記録した。

 最終戦ということもあって、パドックでは今季に別れを告げる様子や、来季を睨んだ動きなども見られるようになっている。そんなバーレーンの木曜日のパドックから、各種トピックスをお届けする。

■ポルシェはスーツも特別カラーに

僅差でプジョーの後塵を拝したトヨタ「バランスが思いどおりにならず苦戦している」/WECバーレーン初日

 11月10日(木)、2022年のWEC世界耐久選手権最終戦となる第6戦『バーレーン8時間』レースが開幕。最終戦までもつれ込んだドライバーとマニュファクチャラーの両タイトルを争うTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、初日に2セッションが行われた公式練習(フリープラクティス)で、両タイトルの獲得へ向け、その準備を開始した。

FP2も93号車プジョー9X8が最速。トヨタ、アルピーヌが僅差で続く/WEC第6戦バーレーン

 バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われているWEC世界耐久選手権の2022年第6戦バーレーン8時間レースは、11月10日17時30分から90分間のフリープラクティス2を行った。このセッションでもプジョー・トタルエナジーズの93号車プジョー9X8(ポール・ディ・レスタ/ミケル・イェンセン/ジャン・エリック・ベルニュ)がトップタイムをマークした。

 同日昼に行われたFP1に続く走行となったこのセッションは日没後、気温30度/路面温度33度と、FP1でのピーク時よりは暑さがやわらいだ状態で始まった。

【タイム結果】2022年WEC第6戦バーレーン FP2

 11月10日(木)、バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで2022年WEC世界耐久選手権第6戦『バーレーン8時間レース』のフリープラクティス2が行われ、FP1に引き続きプジョー・トタルエナジーズの93号車プジョー9X8(ポール・ディ・レスタ/ミケル・イェンセン/ジャン・エリック・ベルニュ)が最速タイムをマークした。

■2022年WEC世界耐久選手権第6戦バーレーン8時間レース フリープラクティス2回目結果

ポルシェ963のカスタマーとしてステップアップするJOTA、2023年はLMP2にも同時参戦へ

 現在WEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦し、2023年からはレンタカー会社『ハーツ』の支援を得て、ポルシェ963でハイパーカークラスへとステップアップするJOTAは、来季もLMP2クラスへの参戦を継続することを明らかにした。将来的にトップカテゴリーで2台のカスタマー車両を走らせる可能性がある。

最終戦はプジョー9X8がワン・ツー発進。トヨタは3&5番手/WEC第6戦バーレーンFP1

 WEC世界耐久選手権は11月10日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで2022年第6戦のフリープラクティス1のセッションを行い、プジョー・トタルエナジーズの93号車プジョー9X8(ポール・ディ・レスタ/ミケル・イェンセン/ジャン・エリック・ベルニュ)がトップタイムをマークした。

 前戦の第5戦富士6時間レースからおよそ2カ月のインターバルを挟み、2022年のWECはいよいよすべてのタイトルが決する最終ラウンドを迎えた。この最終戦は例年どおり土曜日の午後〜夜にかけて決勝レースが行われるため、予選は金曜日、走行開始は木曜日というスケジュールが採用されている。

【タイム結果】2022年WEC第6戦バーレーン FP1

 11月10日(木)、バーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキットで2022年WEC世界耐久選手権第6戦『バーレーン8時間レース』が開幕した。最初の走行セッションとなったフリープラクティス1は現地時間12時15分からの90分間行われ、プジョー・トタルエナジーズの93号車プジョー9X8(ポール・ディ・レスタ/ミケル・イェンセン/ジャン・エリック・ベルニュ)が最速タイムをマークしている。

■2022年WEC世界耐久選手権第6戦バーレーン8時間レース フリープラクティス1回目結果

トヨタとタイトルを争うアルピーヌ「チャンスをものにする準備はできている」とラピエール/WECバーレーン

 WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦するアルピーヌ・エルフ・チームのドライバー、ニコラ・ラピエールは、トヨタGAZOO Racingとのタイトルをかけた最終決戦となる2022年第6戦バーレーン8時間レースに向けて「戦う準備はできている」と語っている。

 36号車アルピーヌA480・ギブソンをドライブするラピエールとアンドレ・ネグラオ、マシュー・バキシビエールの3人は、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮からなるトヨタ8号車と同ポイントで並び、11月12日に決勝が行われるシーズン最終戦へと臨む。