992型ポルシェ911 GT3 Rが、GTDプロ初代王者パフ・モータースポーツに到着/IMSA

 2022年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTDプロクラスチャンピオンとなったパフ・モータースポーツは11月14日、来シーズンのシリーズに投入する“ニューウェポン”である新型ポルシェ911 GT3 Rがデリバリーされたと発表した。

 カナダ・オンタリオ州の州都であるトロントに拠点を置くパフ・モータースポーツは、来年1月にアメリカ・フロリダ州で開催されるウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レースでのカスタマーデビューに先立ち、北米における“タイプ992”新型911 GT3 Rのデリバリーを受けた最初のチームのひとつとなった。

議論の内容は公にせずも「有意義な時間だった」とホーナー。最終戦でのペレスへのサポートを明言/レース後インタビュー

 2022年F1第21戦ブラジルGPのレース終盤、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがセルジオ・ペレスに対して順位を戻さずフィニッシュしたことが話題になった。フェルスタッペンは「過去に起きたこと」を理由に順位を戻さなかったというが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、憤るペレスに無線ですぐさま謝罪を行った。

 ホーナーはレース後、今回の件について話し合いを行い、すでに最終戦に向けて集中していると明かした。そして、ペレスがドライバーズ選手権で2位を獲得するために、フェルスタッペンもチームもサポートを行うつもりだと語った。

【動画】2022年WEC第6戦バーレーン ハイライト

 2012年に開始された現行シリーズにおいて、10回目を数えるシーズンが11月10~12日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されたWEC世界耐久選手権第6戦『バーレーン8時間レース』で幕を閉じた。

 シリーズ公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/FIAWEC)では、TOYOTA GAZOO Racingの7号車と8号車がワン・ツー・フィニッシュを飾り、セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組の8号車トヨタGR010ハイブリッドがワールドチャンピオンを獲得した同イベントを振り返るダイジェスト動画などが公開されている。

F1アブダビテストでガスリーがアルピーヌ、ピアストリがマクラーレンでのキャリアをスタート

 2022年F1最終戦アブダビGP後に、ピエール・ガスリーはアルファタウリに別れを告げ、直後にヤス・マリーナで行われる公式テストで、アルピーヌのドライバーとしてのデビューを果たす。また、アルピーヌから離れ、2023年にマクラーレンからF1に初参戦することが決まっているオスカー・ピアストリは、同チームからテストに参加することが決まった。

現役レーシングドライバーの本気が開発を動かす。“GR”シリーズのモータースポーツを起点にしたクルマ作り

 トヨタは『モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり』に取り組んでいる。その成果の第一弾が2020年9月に発売したGRヤリスであり、第二弾が2022年4月に発表したGRカローラだ。2021年5月からは、スーパー耐久シリーズに水素エンジンを積んだGRカローラを投入しており、レース活動を通じて得られた知見がGRカローラ市販バージョンの開発に役立ったという。

フェラーリF1代表ビノットの更迭が決定か。後任はアルファロメオのバスールが濃厚も、チームは否定の声明

 スクーデリア・フェラーリのチーム代表マッティア・ビノットが、2022年いっぱいでそのポジションから降ろされる見通しであることが、フェラーリの関係者の話で分かった。後任として、現在アルファロメオのチーム代表を務めるフレデリック・バスールが起用されるものと考えられる。フェラーリはこれに関する報道を受け、「全く根拠のないうわさ」であると否定した。

 しかし関係者の話によると、フェラーリ本社はすでにビノットに対して代表の座から外すことを伝えたという。ビノットはこの3戦、サーキットの現場に来ていなかったが、最終戦アブダビには現れて、チーム代表として最後の仕事を務めるものとみられている。