カナダGP以降入賞から遠ざかっていたアルファロメオF1。ボッタスは「僕たちの弱点は生産スピード」と指摘

 バルテリ・ボッタスは、アルファロメオF1の今シーズン最大の弱点は、開発スピードが遅すぎることだと考えている。アップデートパーツの製作に時間がかかりすぎることなどが響いているという。

 アルファロメオは2022年シーズンの前半は順調にポイントを重ねた。チームの51ポイントのうち、ボッタスが大部分を稼いだ。しかし6月のカナダGP以降、アルファロメオは1ポイントしか獲れていない。直近のイタリアGPで周冠宇が10位に入り獲得したものだ。

2022年F1第16戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第16戦イタリアGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ニック・デ・フリース(ウイリアムズ)、周冠宇(アルファロメオ)だ。

周冠宇10位「何週間もの厳しい戦いを経て、やっとまたポイントを獲得できた」アルファロメオ/F1第16戦決勝

 2022年F1イタリアGP決勝で、アルファロメオの周冠宇は10位で1ポイントを獲得した。今季ここまでで3回目、カナダ以来の入賞となる。

■周冠宇(アルファロメオ・F1チーム・オーレン)
決勝=10位
9番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

 今日の結果はもちろん、ここ何週間か積み重ねてきた仕事にも、心から満足している。モントリオール以降は厳しい戦いが続いていた。シーズン序盤は競争力が高かったのに、それ以降はパフォーマンスが落ちていたからだ。それだけに、今日こうしてポイント圏内に戻ってくることができて、素晴らしい気分を味わっているし、チームと(スポンサーの)アルファロメオにとっても良い結果だった。