F1第19戦アメリカGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第19戦アメリカGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。

レッドブル&HRC密着:ペレスが新ICEを投入。選手権制覇に向け、フェラーリの状況を見て「戦略的交換」を実施

 F1第19戦アメリカGPの初日、フリー走行1回目が開始された直後に国際自動車連盟(FIA)からパワーユニット交換に関するリリースが出た。それによれば、2台がアメリカGP初日に新しい内燃機関(ICE)を投入した。1台は周冠宇(アルファロメオ)で、もう1台がレッドブルのセルジオ・ペレスだった。

 ペレスは今シーズンすでに4基のICEを使用しており、今回新規投入されるのは5基目となる。レギュレーションでは年間3基と定められているので、アメリカGPでペレスは5グリッド降格のペナルティを科せられることが決まっている。

フェルスタッペンが恩人マテシッツの死を悲しむ「彼のおかげで僕はここにいる。辛い一日」レッドブル/F1第19戦予選

 2022年F1アメリカGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3番手、セルジオ・ペレスは4番手だった。フェルスタッペンは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のペナルティにより2番グリッドからスタートする予定。ペレスはパワーユニットのエレメント交換で、暫定グリッドでは9番手が与えられている。

 レッドブルは、F1アメリカGP予選前に、チーム創設者でありオーナーのディートリッヒ・マテシッツ氏が死去したことを発表した。

レッドブル&HRC密着:2013年以来のコンストラクターズ制覇に王手。絶対的に有利な状況でアメリカGPに臨む

 前戦F1日本GPでマックス・フェルスタッペンがドライバーズ選手権2連覇を達成したレッドブルとHRCは、コンストラクターズ選手権制覇に王手をかけてアメリカGPに乗り込んできた。

 日本GPで今シーズン5回目の1-2フィニッシュを飾ったレッドブルのコンストラクターズポイントは619点。これに対して、選手権2位のフェラーリは454点。その差は165点あり、アメリカGPを終了した時点でレッドブルがフェラーリに147点以上の差をつけれていれば、レッドブルが3レースを残してコンストラクターズチャンピオンの座に就く。

「両タイトルの獲得が最終的な目標」フェルスタッペン、コンストラクターズ選手権制覇に向け集中/F1第19戦プレビュー

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今週末の2022年F1第19戦アメリカGPに向け、コンストラクターズ選手権のタイトルに集中すると語った。

 前戦日本GPで優勝し、2年連続のドライバーズタイトルを獲得したフェルスタッペン。今後はコンストラクターズ選手権のタイトルを目指していくといい、昨年優勝を挙げたオースティンでのレースを楽しみにしていると述べた。

【動画】フェルスタッペンとペレスが海のF1を体験。船の進路を決めるドライバーとしてレースに挑む

 レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが、SailGP(セールGP)のヨットを体験した。『海のF1』とも称されるこのヨットレースで、本家F1のドライバーたちはどんな活躍を繰り広げたのだろうか。

 2019年に第1シーズンが始まったセールGPは、セーリング競技の最高峰とされるレースだ。シリーズは国別対抗で争われ、毎戦最高時速100km/hに達するハイスピードで激しいバトルが展開されている。

2022年F1第18戦日本GP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第18戦日本GP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。

レッドブル&HRC密着:ライバルを凌駕する信頼性とデータの熟成。「パワーユニット側でできることを最大限やりました」

 マックス・フェルスタッペンが鈴鹿初優勝を遂げ、ドライバーズタイトル2連覇を確定させた2022年のF1日本GP。表彰式が終わってほどなく、HRC(ホンダ・レーシング)のスタッフがレッドブルガレージのピットレーン前に集結した。表彰式で受け取ったばかりの優勝トロフィを高く掲げた浅木泰昭氏(HRC四輪レース開発部長)を中心に、全員が歓喜の雄叫びを上げた。

 その数、総勢11人。浅木氏ともう一人レッドブルに転職したスタッフを除けば、さらに9人に減る。レッドブルとアルファタウリに搭載されるホンダが技術支援をしたパワーユニットを、たったこれだけのスタッフがレース現場で担当しているのだ。ただし撤退前の去年も、「せいぜい2人多かった程度」だと、レッドブルを担当するHRCの湊谷圭祐エンジニアが教えてくれた。以前からずっと、少数精鋭だったということだ。

【F1第18戦日本GP 決勝】フェルスタッペン 波乱の鈴鹿で今季12勝目 ルクレールの3位降格によって2年連続2回目のチャンピオン決定!

F1: 日本GP@鈴鹿サーキット。F1今期第18戦日本GPが9日、鈴鹿サーキットで行われ、2年連続2度目のタイトルに王手をかけていたレッドブルのマックス フェルスタッペンが今季12勝目を挙げた。序盤のスピン&クラッシュで […]

ルクレールと接戦を繰り広げたペレスが2位「最後まで懸命にプッシュして、プレッシャーをかけ続けた」/F1日本GP

 2022年F1第18戦日本GPの決勝レースが行われ、レッドブルのセルジオ・ペレスは2位でレースを終えた。

 4番グリッドからスタートしたペレスは、スタート直後にカルロス・サインツ(フェラーリ)が単独クラッシュによりリタイアしたことで3番手に浮上。その後も3番手を走行し続け、終盤にはペースの落ちたシャルル・ルクレール(フェラーリ)に追いついた。